登山時に落雷から身を守る方法

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富士山に限ったことではないですが、登山中の落雷は非常に恐ろしく感じます。

落雷そのものも危険ですが、登山者自身が精神的に不安定になることも非常に危険です。

最近は、落雷予報サイトもありますので、適宜確認し、予報を踏まえた行動を推奨します。

 

下界と標高の高い山の落雷の違い

富士山の落雷

富士山の落雷2008/08/09(youtube動画より抜粋)

皆さま、落雷を見たことがあるでしょうか?おそらくほとんどの方が空に閃光走る稲光を見たことがあると思います。

遠く離れたところでゴロゴロと雷が発生しても、怖くなって建物内に避難しますが、登山中の雷は下界で体験するものの比ではありません。

私自身、富士山での落雷遭遇の経験はありませんが、その他山域の八ヶ岳(標高2000m級)と大雪山(標高2000m級)で落雷に遭遇した経験があります。共通するのが、まず雷鳴の爆音です。

地上では、

ゴロゴロドゴーン!

でも、山では

ゴロゴロドゴーン!

ぐらい爆音です。(身体を突き抜けるくらいの音量です。とてもマイクで集音できません)

理由は、標高の高い山であればあるほど、雷雲と非常に近い状況になるためです。下界では雷雲に囲まれることはほぼありませんが、標高の高い山ではほぼ雷雲の中にいるような状況になるためです。

雷雲について解説されたサイトによると、夏の時期は雷雲の高さ(地標高)が3,000m~5,000m程度になるようです。(出典:夏季雷と冬季雷

つまり、富士山の標高は3776mで、山の上部はほぼ雷雲と同程度になりえるため、鳴り響く雷鳴と稲光の中に身を置いているかのような状況にもなりえるのです。

富士山の雷の動画

youtubeに富士山での雷の動画がいくつかありましたので、掲載しておきます。

富士山の雷 08/08/09

 

富士登山 御殿場口 大砂走りを下山中に雷雨に遭遇 (泣) 2018年8月6日

 

恐怖で精神的に不安定になり2次災害の危険性も

八ヶ岳、大雪山で落雷に遭遇したとき、どちらも山に慣れていない山仲間と一緒でしたが、ものすごく怖がっていました。命の危険を感じるので、焦ったりして、非常に動揺していました。私も八ヶ岳では、はじめての山落雷経験だったため、非常に驚きました。焦って下山し始めたKくんが振り返ったとき、私の後方に稲妻の閃光が見えたそうです。

私もその状況の中で下山したのですが、改めて振り返ると焦りによる転倒など2次災害の危険性があるな、と思いました。

 

とにかく雷に遭遇しないようにする

とにかく富士山のように標高の高い山では、雷に遭遇しないようにするのを推奨します。

過去の富士登山で、落雷で亡くなられた方は数名おられます。

事前に落雷予報を確認する、ゴロゴロ聞こえてきたら最寄りの山小屋に避難しましょう。

[雷予報(3時間毎、3日間)]

<国際気象海洋株式会社(気象庁発表)>日本発雷確率

 

登山時に落雷から身を守るために

事前に天気予報や注意報を確認していても、いざ現地に行ってみると雷が鳴り、落雷することもあります。

登山時に落雷から身を守るために、参考となる資料がありましたので、ご紹介します。

落雷から身を守る方法

 

落雷の対処法まとめ

雷専門の気象情報会社「フランクリン・ジャパン」の今村益子(気象予報士)氏の対処法をまとめてみます。

  • 金属類を体から外す必要はない
  • 雷は高いものに落ちる、高い木の付近からは速やかに離れる
  • 付近に落雷があった場合、地面にうつ伏せはダメ。両足を閉じた状態でしゃがみこみ、頭をなるべく低くし、耳をふさいだ姿勢を取る
  • 雷鳴が聞こえる程度なら、いつ付近に落雷があってもおかしくない
  • すぐ屋内などの安全な場所に避難
  • 自動車や電車の内部は落雷の電流が導体を通って地面に流れるため、おおむね安全
  • 電線(配電線や送電線)の下は、電線が避雷針に近い役割をしてくれるので、屋外ではもっとも安全な場所のひとつ。ただし、2m程度の距離をあける。

とにかく落雷の危険性がある場合は、速やかに避難して、安全を確保してください。

 

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