富士山 御殿場ルートまでのアクセス、登山地図・マップと特徴(登山口、距離、所要時間、山小屋数など)と注意点

御殿場ルートの概略図、登山口までのアクセス情報、登山地図・マップ、特徴(登山口(五合目)標高、歩行距離、所要時間・コースタイム、山小屋数)、関連動画の紹介、登山時に撮影した写真、注意点などについて掲載、解説します。

御殿場ルートの概略図

fujisan_top1.jpg
 

 

gotenba1.jpg

 

登山ルート情報
登山ルート名 登山口
(五合目)標高
歩行距離 所要時間
(休憩含まず)
山小屋数
御殿場口登山道
(写真:緑色
1440m 全:
19.5km
登り:
11.0km
下り:
8.5km
登り:
約7時間30分

下り:
約3時間10分
5

 

登山口の位置とアクセス

”御殿場口新五合目”が登山口となります。御殿場口には500台がとめられる無料の巨大駐車場があります。

自宅からマイカーで移動する方

  • 自宅出発[車移動]→五合目登山口へ

御殿場口のみマイカー規制がありません。例年4月下旬~11月下旬の間は、御殿場口新五合目の駐車場まで自家用車やタクシーで行くことができます。

自宅から電車で登山口の最寄り駅まで行き、そこからタクシーで移動する方

御殿場駅から御殿場口新五合目まで所要時間が約30分、料金は小型4人乗りで4600円が目安のようです。(御殿場市観光協会より抜粋

自宅から電車&バスで移動する方

  • 自宅最寄り駅出発[電車移動]→登山口の最寄り駅[登山バスに乗換]→五合目登山口へ

夏期限定で最寄り駅⇔御殿場口新五合目のバスも運行しています。(発着地点、時刻表、運賃はこちら → 富士急行バス) バスは本数が少ないため、時間を確認しながら行動することをおすすめします。

 

御殿場ルート登山地図

富士山 御殿場ルートの登山地図・マップ・コースタイム

 

特徴

  • 上りルートが浅い砂利道で歩きやすい
  • 下山ルートの大砂走りはふっかふかの砂利で高速快適下山!
  • 富士山の雄大さを体感できる(特に大砂走り下山時の開放感はすごい!)
  • そもそも登山者が圧倒的に少ない(このルートの登山者は、富士登山者の約6%)
  • 登山者が圧倒的に少ないので、他の登山者と仲良くなりやすい。
  • 当然他のルートのように登山渋滞がない。
  • 出発地点の標高が1440mと低く(富士宮口は2400mから)、登山時間も非常に長い
  • 登山開始から約4.5時間(御殿場口五合目の大石茶屋から七合目わらじ館までの所要時間目安、ただしこれは健脚者休憩なしの時間、女性、年配者はこの1.5倍くらいかかる覚悟でいてください。つまり約7時間くらい)山小屋なし!売店なし!トイレなし!休憩イスなし!(女性、子供、年配者は要注意)
  • 登山開始から約4.5時間は、悪天候時(雨、強風、雷)時の避難場がない。
  • 登山開始から約4.5時間は、山小屋なく水分調達できないため、2リットルは水を持つ必要がある
  • 登山開始から約4.5時間は、補給できる山小屋ないため、他のルートより行動食、水を多く持つことになり、ザックが重くなる。
  • 登山開始から約4.5時間は、トイレ無く、隠れてするような木陰や岩陰ほとんどない(女性は要注意)
  • 登山開始から約4.5時間は、山小屋なく座るような木のイスなし。砂礫の上にただ座るのみ。
  • 登山開始から約4.5時間までの上りは非常に単調な砂利道がひたすら続き、飽きる。
  • 日帰り登山は難易度が高い。1泊2日以上を推奨。
  • 富士山の山頂を中心としたご来光の方角は、山開きの7月1日には東北東で、次第に南下し閉山時期9月10日にはほぼ東になります。
    富士山 山開きシーズンの日の出方角と時刻
    御殿場ルートは富士山の南東にあるため、ルート上からの眺めは、時期や場所によってはご来光の瞬間が山の斜面で隠れてしまったり、左側の地平線・雲海が山の斜面に隠れてしまうことも考えられます。早朝2時前後に山小屋を出発して山頂で見る場合は問題ないですが、宿泊する山小屋前で見る方は、山小屋前でどのように見えるか事前に山小屋に問い合わせて確認してください。詳細な方角・日の出時刻は日の出・日の入りマップでも確認できます

山小屋・施設リスト一覧

五合目からの登山では、最も標高差と歩行距離が長い御殿場ルートですが、ルート上の施設が非常に少なく、トイレも少ないため、それを踏まえた登山計画をおすすめします。

御殿場ルート上の施設(山小屋・その他)
山小屋名 場所/標高 収容人数 宿泊プラン・料金・食事内容・設備等
の詳細情報
口コミ
(Google)
大石茶屋
(おおいしちゃや)
新五合目
1520m
50人 HPはこちら 口コミ
わらじ館 七合四勺
3090m
80人 HPはこちら 口コミ
砂走館
(すなばしりかん)
七合五勺
3090m
150人 HPはこちら 口コミ
赤岩八合館
(あかいわはちごうかん)
七合九勺
3300m
150人 HPはこちら 口コミ
※御殿場ルートの山小屋は以上ですが、御殿場ルートの頂上と富士宮ルートの頂上が徒歩3分ほどの近距離のため、富士宮ルート頂上の山小屋”頂上富士館”も以下に掲載しておきます。
頂上富士館
(ちょうじょうふじかん)
頂上
3712m
150人 HPはこちら 口コミ

[関連ページ]

動画

富士宮ルート全体を解説した動画を紹介します。

富士山登山ガイド【御殿場ルート】(約15分)

静岡県の世界遺産 富士山公式サイトに掲載されている御殿場ルートの案内動画です。装備や登山マナー、ルート情報について解説しています。

 

ルート情報のみ知りたい方は ダイジェスト版(約8分) がおすすめです。

 

各地点の情報、個人的感想

特別コメント

2012/08/23に初めて御殿場ルートをすべて登ってきました。(下りだけは2011年に利用しました)。

前日は十分に睡眠をとり、準備万端かつ好天の中での登山でしたが、御殿場ルートがこれだけ厳しいルートだとは知りませんでした私自身もそれなりに登山経験を積んでいるつもりですが、それでも久々にこのルートキツイ!と思いました。その日の登山者は数えられるくらい少なかったです(他のルートは登山者で溢れているのに)。

そして、私はほぼコースタイムと同じペースで歩いたのですが、2人の登山者に追い越され、7人の登山者を追い越しました。私を追い越した登山者は体型がスリムな女性、もう1人はマッチョな男性でした。私が追い越した登山者は若い男女グループ4人、年配のおじさん1人、中年男性2人でした。

マッチョな男性(因みになぜマッチョとわかったかというと、その男性が休憩中にTシャツ脱いだら上半身筋肉バキバキだったから)は、「去年まで富士宮登ってたんですけど混雑に嫌気がさして、ことしは御殿場ルートに来たのですが、こんなにキツイとは・・・」と言っていました。

中年男性と少し会話したのですが、「本当にきつい。。。登れない自分が情けない。もう、私は途中下山するかもしれない。。。」と何度も自分を責めていました。

別の中年男性と山頂付近で会話したのですが、「朝三時に出発したのですが、ほんとうにきつくて、何度も途中の登山道で寝ました。」とその過酷さを伝えてきました。

この御殿場ルートに挑戦する方には、その過酷さを踏まえたうえで、万全の装備や持ち物を準備し、万全の体調で望むことを強くおすすめします!

そして、もし御殿場口新五合目から無事登頂されましたら、私は心から敬意を表したいと思います(^^)

登山難易度(すべての登山ルートを登った個人的感想)

富士山山頂へつながる4つの登山ルートをすべて登って感じたことなのですが、個人的な難易度を表現すると

難しい <--------------------------> 易しい

御殿場ルート >>>>>> 須走ルート > 富士宮ルート = 吉田ルート

はっきり言って御殿場ルートだけ、群を抜いて難易度が高いです。別次元です。

下山時の注意点

御殿場口の下山ルートは大砂走りという深い砂利道が六合目から御殿場口新五合目までの非常に長い距離続きます。

(”大砂走り”というだけあって、須走口の”砂走り”よりスケールが大きいです)

<御殿場ルートの下山道の動画解説>

 

suyama-668.jpg

足が砂利にずっぽり埋まります!

 

 

suyama-666.jpg

他の登山者の方々もちゃんとロングスパッツ付けてます。

 

砂利が深く、フットスパッツを靴の上から付けていないと、靴の中に小石が入ってしまい痛くなります。

  • いちいち小石が入るたびに靴ひも解いて靴脱いで、また靴はいて・・・と疲労の中で気が狂いそうになるほど面倒な作業をしたくない方(修行にはなるかも!?)
  • 仲間に「足に石が入ったから、ちょっと待って!」と足止めしたくない方(一人の準備不足は仲間に迷惑)
  • 小石が入って足が痛いが取るのが面倒で痛い中でそのまま我慢して下り続けたくない方(経験ありますが、痛みに気をとられ登山を楽しめません。)

⇒ ちゃんとフットスパッツを用意することをお勧めします!

>> フットスパッツの詳しい選び方はこちら

 

私の御殿場口の登山記録

富士山の登山道地図・ルートマップ

こちらの記事もよく読まれています。

[装備・持ち物]
[登山装備レンタル]
[登山ルート]
[高山病]
[天気]
[アクセス]


motimonolist_pdf.gif

服装・装備・持ち物の準備リスト一覧

☆・・・必ず必要な装備
○・・・できれば用意したい装備
△・・・あれば便利な装備

  • 富士山を快適に楽しく登るための登山装備・登山道具
  • 富士登山の服装・持ち物・装備リスト一覧
  • 富士登山ルートの比較と人気ランキング!
  • 富士登山ルート地図・マップのダウンロード
  • 高山病の症状、予防と対策
  • 富士山の天気予報(雷・強風・雨)確認手順
  • 【冬富士登山 厳冬期】生死の境界線 元旦に冬富士山頂を目指す人
  • 【冬富士登山遭難】九合五尺付近で滑落しそうな遭難者を発見・救助
サブコンテンツ

※本ウェブサイトはあくまで個人的趣味によって収集したデータに基づいています。本ウェブサイトに掲載する情報には注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。富士登山について書かれたサイトは、その他多数あります。多くのサイトや情報を参考にすることをお勧めいたします。本情報に基づく行動によって発生した事故・損害への責任は負いかねますので、ご了解下さい。

このページの先頭へ