登山の防寒用ウェア(フリース、インサレーション(ダウン・化繊))の機能・役割と選び方、厳選おすすめの紹介

登山における防寒用ウェアの役割や機能を解説します。

標高の高い山は外界と気温が大きく違います。防寒用ウェアとしてフリース、インサレーション(ダウン・化繊)が必要になることも多々あります。

 

富士山の山頂の気温を知る

まずは富士山の山頂の気温を知ることが大切です。

以下、2015年、2016年の7~9月の気象庁の富士山山頂の観測データです。(気象庁ページはこちら

2015年 富士山 気温

fujisan_temp2016_2

最低気温の平均は0~5℃程度(赤く囲んだ部分)、最高気温の平均は10℃弱だとわかります。

 

次に、山頂の一日の気温変化を見てみましょう。

富士山頂の1日の気温変化

気象庁のデータを元に、1日の気温変化を図にしました。7月1日(開山日)から半月後の日の気温を使用しています。ご来光の時間帯は早朝4時~5時ですが、グラフよりその時間帯はその日の最低気温とほぼ同じであることがわかります。

また、数値で表現できない要素として、風と日差しがあります。

風が強いと体感温度はさらに下がります。体感温度は風速1m上昇で1℃下がります。富士山の山頂は風が強くなることも多く、実際の体感温度は気温より低く感じます。

日差しについては、天気が良ければ山頂は強烈な太陽光線が降り注ぎ、気温以上に体感温度もぐっと上がります。逆に、濃霧になれば日差しが遮られるだけでなく、冷たい水滴が空気中を浮遊しているため、冷えます。

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2013/07/23 吉田ルート 九合目付近 ガスになると冷える

 

富士登山で防寒用ウェアっているの?

そもそも富士登山で防寒用ウェアはいるのか、いらないのかはその人に登山スケジュールと天候によって変わります。

いままでに何度も富士山に登ってきた経験を踏まえて、解説したいとおもいます。

日帰り登山の場合

例えば、日帰り登山(早朝から登り始めて昼ごろに山頂着いて下山する)の場合、さらに天候がずっと晴れの場合は防寒用のウェアは出番が無い可能性が高いです。富士山頂の気温は10℃前後でも晴れていれば強烈な太陽光線が降り注ぎますので、フリースやダウン等を着なくてもいいぐらい温かいこともあります。

山頂の気温が一桁台になりがちな7月上旬~中旬、8月中旬以降は晴れていても防寒用ウェアを用意するのが無難です。

さらにどの時期でも、天気予報が曇りや雨マークが付いている場合は、防寒用ウェアを準備しましょう。

山小屋1泊以上、ご来光登山の場合

山小屋泊の場合は、天候に関わらず防寒用ウェアが必要になります。小屋内は外ほど冷えませんが、それでも夜中になるとうっすら寒くなります。小屋泊の方は、ほとんどが山頂や小屋前でご来光を見る予定だと思いますが、早朝は非常に寒い(山頂の最低気温の平均は0~5℃程度)で、しかもご来光を見ている間はほとんど動きませんから、フリースとダウン等を着ていても寒くて長時間はじっとしていられないぐらいです。

お鉢巡り、山頂でゆっくり滞在予定の場合

お鉢巡りや山頂でゆっくりする予定の方は、防寒用ウェアを準備するのが無難です。

山を登ったり、降りたりしていれば多少寒くても体を動かしているので発熱しますが、アップダウンが緩やかなお鉢巡りや、山頂でゆったり過ごすとなると運動量が減って、防寒用ウェアを何かしら着ていないと寒くてじっとしていられなくなったりします。

グループで登山する場合

実際にあった経験談です。その昔仲間4人とご来光登山した時のこと、1人が重い高山病を発症する中、牛歩でなんとか山頂に到着したのですが、他のメンバーが防寒装備不足で山頂に着いてまもなく「寒い!!!降りよう!」と言い出し、山頂にほとんど滞在することなく下山となりました。何時間もかけて登ったのに、山頂にいるのはほんの一時。。。防寒ウェアを着てないと寒いのはよくわかるのですが、少しやるせない気持ちになりました。

グループの一人でも準備不足だと、その人に合わせて行動せざるをえなくなります。体力不足や怪我や高山病は、なかなか予防が難しいですが、装備の準備は本人の心がけ次第と思いますので、一緒に登る仲間のためにもしっかりとした準備をおすすめします。

 

登山におけるフリースとインサレーション(ダウン・化繊)の役割の違い

登山におけるフリースとダウンジャケットの違い

標高の高い山の登山では防寒着として、フリースとダウンor化繊ジャケットをそれぞれを持っていくのが基本です。

それは、それぞれの機能や役割が異なるためです。

フリースジャケット

フリースは、ほどほどの保温力があります。素材はポリエステルで乾きやすく、通気性があり、蒸れにくいため、登山中から休憩中に至るまで非常に出番の多いウェアです。

万能なフリースですが、その通気性のため強風になると風が抜けて保温力が低下します。しかし、これは上からレインウェアを着ることにより解決できます。

収納があまり小さくならない、持ち運びに嵩張るのも登山において気になる点です。

ダウンor化繊ジャケット

保温力(中綿量に比例)が高く、防風性((生地が表と裏の2枚重ねのため、ウインドブレーカーを2枚着ているようなもの)が高く、登山用のものは収納も非常に小さくなります。

ただ、その保温力の高さゆえ、よほど寒くない限り汗だくになるため行動中にあまり着ません。 主に休憩中や山小屋の滞在中など、気温が低い中で長時間滞在するときに活躍します。

 

登山用と市街地用は違うの?

登山用と、おしゃれショップ等で販売されている市街地用のフリースやインサレーション(ダウン・化繊)ジャケットは違うのか?という素朴な疑問に解説してみたいと思います。

フリースジャケット

登山用のフリースといっても、数えきれないほどの種類があるため、なかなかまとめて表現するのは難しいです。実際に私が過去使ったフリース(ユ○クロ)と登山用を比較すると、明らかに登山用の方が軽くて温かい、蒸れにくく、伸縮性があるため動きやすいです。一番の差は耐久性ですね。登山用の物は何回洗っても毛玉できませんが、ユ○クロはすぐ大量の毛玉できたり、ポリエステルの毛の質感が購入時と大きく変わってしまったりして、部屋着でしかきれなくなりました。。。やっぱり値段が何倍も違うんでしょうがないですね。(この一件で、コストパフォーマンスの意味を考えさせられました。それに懲りて、ここ数年はユ○クロのフリース買ってないので、最近はどうなのかわかりません)

あとは、フィット感ですね。市街地用のフリースはけっこうサイズがゆったりしていますが、登山用はメーカーにもよりますが、もう少し体にフィットします。ガバガバしていると保温力が低下するため、ある程度フィットしている方が保温力が発揮されます。

登山用のフリースは過酷な環境でも快適に動けるよう開発されていますので、使われている技術も最先端。市街地用と差があるのは当たり前です。

ただ、すでに持っている市街地用のフリースがあるのなら、富士登山でも十分に活躍してくれるはずです。

富士登山に持って行くなら、行動中に着る可能性があるため、生地が薄手のがおすすめです(^^)

インサレーション(ダウン・化繊)ジャケット

登山用と市街地用のダウンor化繊ジャケットは、かなり差があります。

どちらでも保温力はだいたい中綿量に比例するですが、重さと収納サイズがかなり違います。

市街地用は小さく収納して持ち運ぶことを考えて作られていないため、全般的に生地が分厚いため、重く嵩張ります。

登山用は、必ず収納して持ち運ぶことを考えているため、薄さと軽さと耐久性を実現し、さらに着用して行動することも考え防風性、速乾性、透湿性も持たせた最先端の生地を使っていたりします。(登山用ってすごいんですよ)

また、中の中綿は最高品質(軽くてよく膨らむ)ものをどのメーカーも使っています。そのため、着心地も非常に軽いです。

市街地用に負けるのはデザイン性ぐらいでしょうか。。。

 

インサレーションはダウンと化繊のどっちがおすすめ?

インサレーション 化繊 or ダウン

インサレーションとは、英語の”insulation”(意味:絶縁。断熱。遮音。また、絶縁体。断熱材。)からきていて、登山ではダウンや化繊の中綿を使用した防寒用ウェアのことを指します。読み方の違いでインシュレーションとも呼ばれます。

ある程度登山する方なら、ほぼみなさんが持っているだろうインサレーションのウェアですが、圧縮して収納できるため持ち運びやすく、重量に割りに保温力が高いことから、とても重宝します。

中綿の素材として、主にダウンか化繊かで分類されますが、それぞれの特徴があるため、購入する前にその特性をよく知っておくことが大切です。

ダウン

ダウンの性能はFP(フィルパワー)で表記され、数値が高くなるほど高性能、高価格になります。登山用のウェアで使用されるのは600Fp~1000FPですが、どれでの市街地で使われているダウンに比べると高性能です。また、採取されるのがダックかグース(水鳥)かでも違いがあり、グースの方がダウンボールが大きく高級です。

ダウンボール ダウンボール

ダウンのダウンボールを拡大してみてみると、羽の先に羽が広がっています。綺麗に羽が広がることにより空気を流動しにくい空気(デッドエア)を抱えて高い断熱力生み出し、温かいとなります。

特徴として、FP値が高い場合、化繊に比べて単位グラムあたりの保温力が大きく、収納時の圧縮率も高いため小さくして持ち運べます。ただし、細かな羽が水濡れすると保温力がかなり落ちるのと、一度濡れてしまうとなかなか乾きにくいというデメリットがあります。

また、洗濯は化繊より少し気を使います。(ダウン用洗剤orごく薄めの中性洗剤使うなど)

化繊

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プリマロフト(出典:primaloft.com

化繊の中綿は、さまざまな種類がありますが、主に極細のポリエステル繊維を使用しています。

特徴として、FP値が高いダウンに比べると単位グラムあたりの保温力、持ち運びの小ささは劣ります。しかし、水濡れしても膨らみが落ちないためダウンに比べて保温力の低下しにくく、ダウンの場合は生地が裂けるとダウンが飛び出しますが、化繊系はそういう心配がありません。

また、気軽に自宅で中性洗剤で洗濯できるというメリットも有ります。

まとめ

以上の中綿の種類やウェアに入れている量の違いだけでなく、メーカーの縫製技術によっても保温力が変わってきます。

おそらく登山用のインサレーションのウェアとして、広く普及しているのはダウンです。

化繊は、使用頻度が高く、過酷な条件で着ることが想定されるような、登山ガイドや上級登山者が愛用していることが多いです。

 

フードあり、なし、どっちがおすすめ?

フードあり、なし

レインウェアには必ず雨よけのフードが付いていますが、中間着となるフリースやダウンor化繊ジャケットの場合、フードが付いているモデルや付いていないモデルがあります。初心者の方には、どっちを選べばよいかわからない、と疑問に感じることもあると思います。

私の経験からですが、無積雪期で特に夏中心に使う中間着となるウェアは、フードが無いのが扱い安いです。例えば、フリースにフードがあると、その上からレインウェア着たとき、フリースのフードが首の後ろでダブつきます。これが、フリースもフード付いてて、ダウンジャケットにもフード付いてて、その上からレインウェアを着ようものなら、それはもう首の後ろがモッコリして、とても邪魔になります。それならと、全部のフードをかぶると無駄に熱くなり、それもまた邪魔です。氷点下でも行かないと、なかなかフードの出番ってそんなに無いです。更にフード付きのモデルは、付いていないモデルよりも価格が高く、重量も増え、収納サイズも増えます。

登山においてフードが明らかに重要になってくるのは、主に氷点下になるような時期、春、秋、冬です。春・秋は無くてもそれほど問題になりませんが、冬の登山は猛烈な凍てつく風が吹いてくるため必須です。

夏の富士登山では、ご来光待ちの時に限ってはあっても良いですが、それ以外ではフード無しで十分と思います。あえてフード付きを選ぶとしたら、単純にデザイン的に好み、とかでしょうか。

私もいくつかのジャケットを使ってきましたが、登山で使うとなると、中間着となるウェアは頻繁に脱ぎ着、重ね着しますので、フード無しが扱いやすいなと感じます。

 

選び方の基本とレイヤリング(重ね着)

富士登山ガイドのエキスパートの野中径隆さんによる
”登山・トレッキング用の服装と防寒着の選び方”の講義

 

 

富士登山に限らず、登山では行動中に使用するウェア1枚に保温力を持たせすぎず、細かく保温力調整ができるようにするのが基本です。

暑い時

⇒ アンダーウェア(下着・Tシャツ)

少し寒くなってきた

⇒ アンダーウェア(下着・Tシャツ) + レインウェア(雨具)

もしくは、

⇒ アンダーウェア(下着・Tシャツ) + フリース

けっこう寒い

⇒ アンダーウェア(下着・Tシャツ) + フリース + レインウェア(雨具)

かなり寒い

⇒ アンダーウェア(下着・Tシャツ) + フリース + インサレーション(ダウン・化繊)ジャケット + レインウェア(雨具)

と、重ね着をするとかなり温かく保温力が上昇し、暖かくなるのでおすすめです。

 

人気・おすすめの登山用フリース

アウトドアメーカーから様々なフリースが販売されていますが、ここでは人気・おすすめのフリースを紹介したいと思います。

 

モンベル シャミース ジャケット


モンベル シャミースジャケット メンズ&ウィメンズ

シャミースは、人間の毛髪の10分の1という極細のマイクロファイバーを密に編んだ素材。薄手で軽量ながら、繊維間に多くの空気を蓄え、高い保温力を発揮します。保温性と通気性のバランスがよく、運動量の多い場面で着用しても、汗の蒸気を効果的に排出。表面は非常に滑らかな短起毛地で極めて柔らかな肌触りです。水に濡れてもすぐに乾きます。(出典:モンベル

モンベルのシャミースは、薄手で非常に軽量ながら、蜜に編まれているため適度な防風性があり高い保温力を発揮するフリース素材です。肌触りも非常に気持ち良いです。伸縮性もあり動きやすくなっています。

私も2011年?くらいに買ったベストタイプの持っていますが、薄くても保温力が高く、登山を始めた当初は登山だけでなく、普段着としても良く着ていました。(今はヨレヨレになって、押入れに眠っています)

なんと言っても値段が約5000円と安いです。コストパフォーマンスの高さは、さすがモンベルといった感じです。カラー展開もメンズ9色、ウィメンズ6色と豊富です。

因みに、このシャミース生地のプルオーバータイプもありますが、登山中の脱ぎ着のことを考えるとジャケットタイプがおすすめです。

登山用フリースとしては、Amazonのカスタマーレビューでも「薄いけど暖かい」と異例の高評価です(^^)

手触り最高(2016年2月14日):ユニクロのものと比べるとウールとカシミヤほど、手触りが違います。薄いけど暖かい。行動中(登山)に使用のため、薄手のもを探していましたが調度良い厚さです。モンベルマークが胸に無ければもっと良いのですが。

薄い 軽い 暖かい(2017年1月2日):某ファストファッションのフリースとは全く違う 最高のコスパ ニットよりも暖かい。

「モンベル シャミースジャケット」の購入者レビューと実売価格(amazon)

また、女性にはもう少し体にフィットするシャミース インナージャケットも人気のようです。


モンベル シャミース インナージャケット ウィメンズ

妻が試着しましたが、ジャケットよりウエストなど少し細身、体のラインがでます。

サイズは小さめです。コンパクトで暖かい(2016/3/15):156cmの細めの体型なのでいつもSサイズのため、始めはSを買いましたがタイトなデザインということもあり若干窮屈に感じたのでMに交換しました。私はMサイズでちょうど良いと思いました。トレッキングのミドルウエアとして着る予定です。オレンジの色は若干派手かな、という気がしましたが、コンパクトだし軽いし、暖かいし、値段とのバランスを考えて買ってよかったと思います。デザインはタイトめですっきり着れます。襟元がもっと長かったら良いのにな、と個人的には思いました。

富士登山に着用(2016年7月18日):富士登山頂上にアタックする際夜中発だと寒いかと思いジャケットの下用にと購入しました。風と霧が強目でしたので頂上到着時に着たところめちゃくちゃ暖かい!軽く薄いのに凄いです。日中でも霧が出たりしたら上着として活用でき、これからもヘビロテになりそうです。

「モンベル シャミース インナージャケット ウィメンズ」の購入者レビューと実売価格(amazon)

 

モンベル ライトシェル



モンベル ライトシェル メンズ&ウィメンズ

これはソフトシェルと言われる部類のジャケットです。外側の生地が高い防風性能を持つナイロンの生地で、内側に薄いフリース生地が這わせてある2層構造のジャケットです。

これも2011年?ぐらいのモデルを持っていいますが、外側の生地の防風性が非常に高く、内側の非常に薄いフリースも最初はこれ暖かいのかな?と思いましたが、実際使うと外の防風性との相乗効果でまあまあ温かいです。

シャミースかライトシェルジャケットのどちらも富士登山に向いていますが、購入後に普段着中心にも使いたいならシャミース、普段からよく外出する・自転車で風浴びる方はライトシェルがいいと思います。

ライトシェルシリーズには、

  • ライトシェルベスト(中間着向け)
  • ライトシェルジャケット(中間着向け)
  • ライトシェルアウタージャケット(アウター要素が強い)
  • ライトシェルパーカ(フード付き)

がありますが、サイズ感と構造が違います。ライトシェルジャケットの方は中間着として使いやすいように体にフィットし、脇が蒸れにくい素材になっています。完全防風はレインウェアでできますので、個人的には中間着向けモデルの方が富士登山において使い分けしやすいと思います。普段使い重視の方は、アウタージャケットやパーカでも良いかもしれません。

以下、amazonカスタマーレビューより。

登山歴1年目で少しずつ物を揃えています。(2016年3月20日):動きやすい点は最適です。得に腕が良く動きやすいこと。サイズ私は170センチでmとlの中間で選択要注意。やや小さめも悪くないですよ。重量、生地共に最適です。長く着用したいと思います。

山デビュー(2017年2月9日):トレッキングと低山登山する機会があり、普段でも使えるような品で探していました。薄く軽いけれど、少々の雨なら問題無く弾き、防風効果も十分です。内側のメッシュ加工により袖を通した時ひんやりしないので、より暖かく感じます。中に重ね着をすれば冬でも着られるので、買って良かったと満足しています。

「モンベル ライトシェル シリーズ」の購入者レビューと実売価格(amazon)

(価格は¥ 7,000 ~ ¥ 9,000程度です。 )

 

パタゴニア R1 シリーズ


パタゴニア R1 シリーズ

山での使用をはじめ多用途に使える定番の中間着。従来よりも軽量で通気性に優れながら、これまで通りの抜群の伸縮性と耐久性を備えコンパクトに収納できるポーラテック・パワー・グリッド素材を使用。

 

フリースといえば、パタゴニア。パタゴニアといえばフリースというくらい非常に高品質で登山で快適に過ごせるよう細かところまで作りこんでいます。保温力によって、R1、R2、R3、R4とあるのですが、富士登山で一般的に扱いやすいのがR1かなと思います。(R2、R3は通気性がかなりあるため、強風時に上から何か着ないと寒いなど、扱いが特殊、少し玄人向き )

非常に高性能で着心地も抜群、プロの登山ガイドも着ているようなウェアなのですが、値段がモンベルの3倍くらいするのと、基本的に細身なので予算に余裕あって、体締まっている方向きという感じです。もう4年程度使っていますが、耐久性が高くあまり毛羽立ちません。

ジッパーが上から下まで通っているジャケット(一般登山者向き)、胃のあたりまでのプルオーバー(ロッククライマー向き)、さらにフードも付いているフーディ(雪山向き)があります。

以下、amazonのカスタマーレビューより抜粋。

根強い支持を受けるR1(2016/2/16):USサイズですがスリムフィットなのでL(jp)を着ている人がUS-Mを買うと中にはカットソーくらいしか着れないと思います。幅に対して袖丈着丈は長めです。そういう着方をする商品なのでタイトなジャケットの中に何か着たい時用。もし何かの上に着ることや保温力を求めているならR2かR3を検討すべきでしょう。
この商品をわざわざ見ている人には言うまでもないと思いますが、外側はさらさらとした生地で裏面が若干起毛した薄手のフリースで、フィット感もあり着心地が独特の心地よさです。
ファンには怒られるかもしれませんが保温力のあるジャージが近いかと。P/Oと違ってサムホールはないようです。

「パタゴニア R1 シリーズ」の購入者レビューと実売価格

(価格は¥ 15,000 ~ です。 )

 

人気・おすすめの登山用インサレーション

ご来光登山をする方や、山頂で食事や休憩などをする方はあったほうが暖かく快適 に過ごせます。

市街地用のダウンor化繊のジャケットがあればもちろんそれで代用できますが、登山用に比べ重く、かなり嵩張ります。登山前に使う予定のリュック・ザックに入れて確認したほうが良いでしょう。

登山用のダウンジャケットは小さく収納できて軽量化されているのでおすすめです。夏の富士登山はもちろん、秋の登山、冬の登山、としても活躍します。また登山用のダウンを着てしまうと、あまりの着心地の良さに冬の街着でも着るようになった、という声も聞きます。

モンベル スペリオダウン ジャケット&パーカ(ダウン)



モンベル スペリオダウン ジャケット&パーカ メンズ&ウィメンズ

高品質ダウンと超軽量シェル素材を組み合わせ、保温性と軽量性を高次元で両立したジャケットです。独自のキルティングパターンや帯電防止加工を施し、快適な着用感を実現しています。厳冬期の中間着として、春・秋のトレッキングでは防寒着として、季節やフィールドに合わせた使い方が可能です。フロントジッパー付きで、一年を通じて活躍します。(出典:モンベル

【素材】10デニール・バリスティック® エアライトナイロン・リップストップ[超耐久撥水加工・帯電防止加工]
【中綿】800フィルパワー・EXグースダウン
【平均重量】メンズ:188g ウィメンズ:163g
【特長】独自のキルティングパターン/ダウンプルーフ加工/ジッパーがあごに当たらない仕様/ポケット4個(ジッパー付き〈ハンド2〉、ジッパーなし〈内2〉)/スタッフバッグ付き
【収納サイズ】φ10×15cm

夏の富士山でも、ご来光登山の方は、これぐらいの保温力があった方が良いと思います。私も実際に同レベルのダウンジャケットを夏の富士山で使ってきました。

モンベルのスペリオダウン ジャケットの一番の特徴は、コストパフォーマンスの高さです。高品質な800フィルパワーダウンを使いながら、1万5千円を切る価格設定は、なかなか他のアウトドアメーカーは真似できないです。モンベルのダウン製品は高品質なのでおすすめです。このスペリオダウンジャケットも実際に試着しましたが、重量も188gと非常に軽く、着るとまるで空気をまとっているような感覚になります。もちろん、温かいです。

以下、amazonのカスタマーレビューです。

富士登山(2016年8月13日):Amazon Prime dayでコスパがよくセールにならないMont-bell製品が40%もセールになっていたので即買いしてしまいました。結果、とても良い買い物ができました。物自体はとても軽く薄いにも関わらず腕を通した瞬間暑いと感じるくらいです。軽いためなのか中の羽が黄色の生地の上から黒色などわかるくらいです。気になる人は気になるかもしれませんが特に私は気にならず富士登山の際にも収納してしまえる袋が付いており大変重宝しました。ありがとうございます!

軽量コンパクト(2016/10/31):軽量コンパクト、メーカー品なので登山、普段着、よそ行きといつでも使えでちょっと高くても某**クロと違い、他人と被らないのでいいです。

「モンベル スペリオダウン ジャケット」の購入者レビューと実売価格(amazon)

(価格は¥ 12,000 ~ ¥ 16,000 程度です。旧カラーは価格が安くなっているようです。またフード付きのスペリオダウンパーカもあります)

 

モンベル U.L.サーマラップ ジャケット(化繊)


モンベル U.L.サーマラップ ジャケット メンズ&ウィメンズ

透湿性とストレッチ性を備えた次世代のインシュレーション・ウェアです。新開発の中綿素材「ストレッチエクセロフト」に透湿性とストレッチ性に優れたシェル素材を組み合わせることで、驚異の運動性と快適性を実現。アウターから中間着まで、一年を通じて幅広いシーンで活躍します。

【素材】 表地:(身頃)12デニール・バリスティック®エアライト ナイロン・リップストップ[超耐久撥水加工]
(脇・肩・腕)15デニール・バリスティック®エアライト ナイロン・リップストップ[超耐久撥水加工]
中綿:ストレッチ エクセロフト®[ポリエステル]
【平均重量】メンズ:229g、ウィメンズ:189g
【収納サイズ】φ12×19cm

2013年に商品化され人気となった化繊インサレーションのモンベル U.L.サーマラップ ジャケットが2016年秋にリニュアルされ、より軽量でストレッ製が加わりました。スペリオダウンジャケットに比べると、化繊のため重量が増え、保温力も落ちます。ちょっとこの厚さだと富士山のご来光待ちでは、上からレインウェア必要かなといった感じですが、小屋内や山頂での滞在ならいけるかなという感じです。日常の様々なシーンでも使えると思いますが、保温力やその後の登山でも使う予定の方にはスペリオの方がおすすめです。価格は約1万円と非常に手頃。

以下、amazonカスタマーレビューより。

超軽量(2017年2月16日):ちょっと前のモデルと比べて、わずかに軽くなったようですね。デザインもちょっとだけオシャレになったような…。軽さ、着やすさは特筆ものですが、純粋にミッドレイヤーとして見た場合、保温性はハイロフト系のフリース(モンベルでいうとクリマエアとか)にはやや劣ります。。ただ、単体で着てもある程度の防風性はあるので、その辺はトレードオフですかね。個人的には満足してます。

「モンベル U.L.サーマラップ ジャケット」の購入者レビューと実売価格

(ベスト、フードの付いたパーカー(男女兼用)も人気です。)

 

パタゴニア ナノ・パフ・ジャケット(化繊)


パタゴニア ナノ・パフ・ジャケット メンズ&ウィメンズ

防風性と耐水性を備え、アウターとしても、より寒冷な天候下では保温用レイヤーとしても活躍するジャケット。温かく非常に軽量でコンパクトに収納可能な60グラム・プリマロフト・ゴールド・インサレーション入り
メンズ:337 g

 

中綿化繊のインサレーションです。登山ガイドさんが使ってたりします。富士山で登山ガイドさんがこれ使ってましたので、保温力的にはたぶん問題ないと思います。価格はモンベルの2倍くらいしますが、購入者の評価は高いです。USサイズなので日本サイズは1サイズずれます(アメリカSが日本のM)。

以下、amazonカスタマーレビューより。

気負わず使えます(2016年10月16日):身長172cm 体重68kg 胸囲91cmでジャストサイズでした。薄手のフリース等を中に着込んでもキツくならず、ダブダブでもありません。コンパクトな割に暖かく、ダウンのような気遣いは無用です。耐久性はこれからですが、惜しみなく使い倒そうと思っています。

「パタゴニア ナノ・パフ・ジャケット」の購入者レビューと実売価格

(価格は¥ 25,000 程度です。他にもベスト、フード付きあります。)

 

パタゴニア ダウン・セーター(ダウン)


パタゴニア ダウン・セーター メンズ&ウィメンズ

どんな用途にも完璧な保温性を提供する、軽量で防風性を備えた定番のダウン・セーター。リップストップ・リサイクル・ポリエステル100%製シェルと、800フィルパワー・100%トレーサブル・ダウン(強制給餌や生きたまま羽毛採取を行われたものでない鳥にまで追跡可能なヨーロピアン・グースダウン)のインサレーションを使用 
メンズ:371 g (13.1 oz)

 

生地もしっかりしていて、登山から普段の冬の街着としても非常に優れています。デザイン性が高く、色も豊富です。もちろん保温力は、夏の富士登山でも快適に使用できるレベルです。USサイズなので日本サイズは1サイズずれます(アメリカSが日本のM)。

以下、amazonカスタマーレビューより。

やはり(2015年12月27日):カミさんとともに年度ごとのカラーを楽しみながら5着目である。いい値段ではあると思うが一度著て見ればフロッグではない製品の確かさを感じると思う。パタゴニアだからいい値段という部分は感じないではないがこのジャケットに関しては現場から意見が反映された素晴らしい製品だと思う。同じようなスペックの製品を探すと同じような価格であるというのは納得の価格ともいえるのかも

「パタゴニア ダウン・セーター」の購入者レビューと実売価格

(価格は ¥ 24,000~です。フード付きも人気です。)

 

その他

上記で紹介したもの以外にも、さまざまなメーカー(ノースフェイス、マーモット、マムートなど)が工夫を凝らしたフリースやインサレーションを作っていますので、時間のある方はぜひ探してみてください。

まとめ

  • 富士山頂の最高気温を見ると平均で10℃程度、最低気温の平均は0~5℃程度
  • よほどの好天でないかぎり、防寒着を持っていくのが無難。ご来光見る方は必須。
  • 防寒着として、フリースとダウンor化繊ジャケットをそれぞれを持っていくのが基本
  • 行動中に使用するウェア1枚に保温力を持たせすぎず、細かく保温力調整ができるようにする
  • 市街地用のウェアでも代用できるが、登山用は非常に軽く、収納もコンパクトになる

 


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