登山におけるサポートタイツ・スポーツウェアの効果と、人気・おすすめの紹介

最近、いつの間にかサポートタイツを登山で着用する姿をよく見かけるようになりました。そこで、その効果と人気の秘密に迫ってみたいと思います。

私は富士山に限らずさまざまな山々を登っているのですが、ここ数年前から非常に大きな変化を感じるようになりました。

まず、一つ目にI型のダブルストックの普及。
ほんと一体どうしちゃったんだ、というくらいダブルストックを使っている人が多い。
その昔は、使う人は使う、みたいな感じでしたが、まるで必須装備か、と感じるくらい多くの登山者がダブルストックを使っています。(たまに、ちゃんと使えていない方みると大丈夫か、と感じることも多いです)

そして、二つ目は、サポートタイツの普及です。

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IMGP8589 2013/07/23 吉田ルートで見たサポートタイツ付けた登山者

いったいどうしちゃったの!?というくらい、多くの方が登山時にサポートタイツをはいています。サポートタイツをはいている人は、ハーフパンツや山スカートを着ているので、膝から下はサポートタイツが露出しているのですぐに見てわかります。

筋力的な理由で女性が多いかと思っていたのですが、意外に若い男性も多く、世代問わず老若男女問わず着ているように感じます。

 

サポートタイツって何?

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メリット

メーカーやモデルによって性能は異なるりますが、各種サポートタイツに共通する基本機能を調べてみました。

・着圧(コンプレッション)機能
適切な着圧で加圧することで、血液やリンパの流れをスムーズにする

・筋肉の動きをサポートする
運動時の余分なブレを抑制し、足のスムーズな動きを補助する。

・疲労を軽減する
脚や股関節、ヒザなどの疲労や痛みを軽減してくれる

・吸汗速乾
生地が汗を吸い上げ、乾かします

デメリット

・加圧するので当然圧迫感がある
・そもそもきつめにできているので、着たり脱いだりするのがけっこう大変

 

どのサポートタイツがいいのか

現在販売されているサポートタイツで有名どころは、

  • CW-X(シーダブリューエックス)
  • C3fit(シースリーフィット)
  • SKINS(スキンズ)

というところでしょうか。
上記3つは、山仲間が使っていたり、著名な方が登山で使っている、とかで私の耳に入ってくるブランドです。

各ブランドでさまざま特徴があるようなので、インターネットでいろいろ調べてみました。
私が調べたところ、登山用のサポートタイツとして評価が高いのは、CW-X(シーダブリューエックス)でした。

CW-Xを登山で使った方の感想も非常に高く、今回はCW-Xについて紹介したいとおもいます。

 

CW-X(シーダブリューエックス)のラインナップ

CW-Xは、下着で有名なワコールの商品です。

一人の女性社員がスキーで膝を痛め、テーピングの効果を知ったこと。関節の負担を軽減するテーピングには専門知識が必要なことから、誰でもテーピングの効果を得られるウェアをつくれないか、という発想のもと商品が生まれた。

が開発のきっかけだそうです。

CW-Xには、テーピング効果のあるサポートタイツが4種類あります。

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  • ジェネレーターモデル(サポート部位:腰・股関節、おしり、ふくらはぎ、ふともも、ひざ、段階着圧)下半身を守るCW-Xのハイスペックモデル
  • レボリューションモデル(サポート部位:腰・股関節、ふくらはぎ、ふともも、ひざ、段階着圧)サポートラインの縫い目をなくし、はきやすさと軽さを追求したモデル
  • スタビライクスモデル(サポート部位:腰・股関節、ふくらはぎ、ふともも、ひざ、段階着圧)長時間走ったり歩いたりする際にふらつきやブレを軽減する、CW-Xの人気モデル
  • エキスパートモデル(サポート部位:ふくらはぎ、ふともも、ひざ、段階着圧)スポーツタイツをはじめて着用される方にぜひ試してほしいモデル

 

機能的(サポート部位の数)は、
ジェネレーターモデル > レボリューション・スタビライクス > エキスパートモデルとなっていて、価格も機能に比例しています。

レボリューションモデルとスタビライクスモデルは、同じサポート部位数ですが、
メーカーホームページに

ともに、テーピングの原理によるサポートの部位は同じで、安定感を追求したモデルです。
スタビライクスモデルはサポート部位に別の生地を縫い合わせており、レボリューションモデルは一枚の生地でサポート部位と通常の部分をわけていますので、生地や縫製の違いにより、はきごこちや感じ方も違ってきます。
しっかりしたサポート感がお好みでしたらスタビライクスモデルの方が安心してお使いいただけるのではないかと思いますし、軽量化や肌への負担軽減を重視するならレボリューションモデルなど。ぜひ店頭でのフィッティング後に、お好みの着用感をお選びいただくことをおすすめいたします。

と書かれていました。

このようにCW-Xブランド一つみても、種類がいくつかあり、登山用としてどれが良いのか迷うところです。

中間に位置するレボリューション・スタビライクスモデルに関しては、登山で使ってる方のレビューが少なかったのですが、 ジェネレーターモデルとエキスパートモデルは登山で使った方のレビューが多数あったので、この2種類を紹介したいとおもいます。

CW-X ジェネレーターモデル(ロングタイプ)

ジェネレーターモデルは、サポート部位が腰・股関節、おしり、ふくらはぎ、ふともも、ひざ、段階着圧で、下半身を守るCW-Xのハイスペックモデルです。

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以下、amazonのカスタマーレビューの中から登山に使った方のメンズ用とレディース用のレビューを引用しました。

まずはメンズ用のレビューです。

予想以上の効果です(2014/8/30):登山用に購入しました。当方は170cm/95kgと肥満体系なのですが、着心地は適度な着圧で非常に快適でした。2000m級の山に着てでかけ、移動もあわせて5~6時間来ていましたがまったく着疲れはありません。それよりもむしろ、足腰への負担が格段に軽減されたように感じます。筋肉痛や膝・腰への痛みは翌日にもまったくありませんでした。さすがに高価なだけはあると思います。

山に使ってます。(2014/10/22):よく、スポーツプロテクト系の商品は、効いているのか効いていないのかよく解らない。もしかしてプラセボ効果・・・なんてよく聞きますが、登山に使用して、その効果を痛感してます。特に、下山時の大腿筋のブレをしっかりホールドしするので、よくある、翌日の筋痛なんかかなり低減できているのかなと。ただ、膝痛は、個人の酷使度にもよるので一概には言えませんが。(そこまでくると、もうテーピングだよね。)

効果あります!(2014/11/18):登山用に購入しました。3~4時間の短いハイクであれば問題はないのですが、6時間を超えると後半膝の痛みと筋肉疲労を感じていました。本格的に膝を痛める前にサポートタイツを購入しようと思いました。C3fitのインパクトとミズノバイオギア8000も候補にあげてそれぞれ店頭で試着をしたのですが、C3fitはサポート感が物足りず、バイギアは肌触りが自分にあいませんでした。サポート感はもちろんですが、やはり下着メーカーのノウハウなのか着用感が一番良かったのはCW-Xでした。長時間着用するものなのでフィット感は重要だと思います。実際に着用して試してみた結果は登りでは疲労感が明らかに軽減しました。下りでは初めピキッといつもの痛みを膝に感じたので?と思ったのですがその後は全く痛みを感じることがありませんでした。途中からテストの意味も込めて乱暴に歩行したのですが最後まで痛みは生じませんでした。結果的に登り下りともに自分のコースタイムを大幅に上回りました。登山をする方ならわかると思うのですが、膝の痛みを気にしないというのは大きなアドバンテージになると思います。今回は4時間程度のテスト登山でしたが、長時間の歩行にも対応できると確信しました。サポートタイツを購入するする方は着用感とコストを含めて絶対店頭での試着をおすすめします。

登山に使用(2015年9月29日):富士山の登山に使用しました。締め付けもいい感じで、筋肉痛がかなり軽減されたと思います。

登山・マラソンでつかってます。(2016年4月5日):これを履いて2000M級の登山をしてます。風通しもよいので夏でも使えますね。ただし、ハーフパンツじゃないと暑いです。登りというよりは下りに威力を発揮します。膝がガクガクになりにくい。あと、横浜マラソンもこれを履いて走りました。完走しましたよ。

膝痛が無くなりました(2016年4月5日):174cm 68kgですがMサイズでピッタリ。登山で使用していますが、気休めでもなく本当に足の疲労度がちがいます。先日登山3回目で不用意にも転倒し2カ所穴が開いてしまい、ワコールさんに現在無償修理中です。高いものだけに修理できて良かったです。ワコールさんの対応も迅速で丁寧です。買って良かったです。

 

次に、レディース用のレビューです。

大正解!(2016年6月9日):履くのに若干の苦労がある分、登山後の筋肉痛・腰痛はかなり軽減されました〜!バンザイCWX!サイズはやはり1度試着をして確かめてから買うことをお勧めしまーす(≧∇≦)

リピ決定です。(2015年6月23日):登山用に購入しました。比較する為に翌週に同じ山に登りましたが、全く違います。足の疲労感もですが、翌朝の張りもありません。やっぱり良いものは違いますね。替えにリピします。

ハイエンドモデルだけあって、総じて、非常に効果が体感できている方が多いようですね。

メンズ、レディース共に評価も高いです。

「CW-X ジェネレーターモデル(ロング) 」の購入者レビューと実売価格

 

CW-X エキスパートモデル(ロングタイプ)

エキスパートモデルは、サポート部位が、ふくらはぎ、ふともも、ひざ、段階着圧で、スポーツタイツの初心者向けモデルで、価格も4種類の中で一番安価です。

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以下、amazonのカスタマーレビューの中から登山に使った方のメンズ用とレディース用のレビューを引用しました。

まずはメンズ用のレビューより。

富士山登山に有効でした(2014年9月9日):60歳を過ぎ、富士山登山を思い立ってからウオーキングを心がけてきましたが肥満による足腰への負担が心配でした。少しでも負担を軽減するために購入しましたが、富士山の山頂に立てたのはこのスポーツタイツのおかげと言っても過言じゃないかもしれません。非常に助かりました。今後も愛用していきたいと思います。

スポーツ、アウトドアに大活躍(2015年1月25日):下半身に螺旋状のテーピングが巻かれたようで、筋や筋肉を補強する効果があり運動が楽になります。膝がしっかりホールドされる感じで、運動のあとに膝が痛くなることが無くなりました。装着時はふくらはぎにかなりの締め付けを感じます。ふくらはぎを圧迫し血流の流れを良くしてくれるので足が疲れにくく、履いていないときに比べて、次の日に疲れが残りにくく筋肉の回復もずっと早いです。タイツより厚手なので、寒さ対策になります。ランニングだけでなく、スキー、釣り、登山にアウドドアで大活躍です。登山の場合、下山時に膝を痛めにくくなりました。スポーツに必要な筋肉ができるまでのあいだに腰や関節を痛めることが多いので、新しくスポーツを始めた際は必須アイテムだと思います。個人的には自転車での利用では効果は特に感じませんでした。
気になる点
・かなりふくらはぎを圧迫するのと、膝を製品のしての位置に合わせる必要があるため装着には時間が掛かります。慣れさえすれば1〜2分で履けるようになります。
・値段が高くデリケートな商品なので取り扱い注意です。指で生地を破らないように、生地の厚いところに指をかけて引っ張るようにしてください。
・1日中歩き続ける場合であれば良いでしょうが、下半身を強く締め付けて血行が悪くなることから長時間の着用は控えた方が良いです。
・サイズがうまく合っていないと腰の部分が若干ズリ下がります。痩せ型の方で、ランニングなど上下運動をした際に下がりやすいです。

膝を守る(2015年6月7日):20日前に登った山、帰ってきて膝が痛いことに不安を覚えました。関節を痛めると齢をとってから大変だという、医師の勧めもあり、購入。同じ山に再び登り、歩いているときは、膝関節が守られているかどうかは感じなかったが、登山から帰ってきて脱いでからがビックリ。膝の痛みが無いです。サイズも指定どおりでピッタリでした。

膝の痛みに(2016年1月29日):先日登山をしていて、下山時に膝を痛めてしまい購入しました。CW-Xは高いというイメージがありましたがこちらの商品は他の商品よりも安くて有難いです。肝心の膝ですが、ちょうど膝のテーピングをした時のようなサポート感が得られます。実際、登山以外の激しいスポーツをしても全く痛まず安心して運動をする事が出来ました。これには驚きました。こういった商品は初の購入で、締めつけ感を心配していましたが、圧迫感は若干あるものの嫌な感じは一切しません。膝の痛みはだいぶ良くなりましたが、今後も膝の予防の為に登山やスポーツする際は使用するつもりでいます。
人にオススメできる商品です。

登山用に購入。(2016年6月15日):今年の夏、家族で富士山に行く予定です。運動経験や、ましてや登山経験もないので、多少でも、負担を減らそうと思い購入しました。トレーニングのため、近くのハイキングからはじめ、近くの山へ1日登山にも出かけました。やはり、ひざ周りのサポート力がいいのか、比較的楽に歩けました。翌日の筋肉痛は、ひどかったですけど・・・。

次にレディース用のレビューより。

良かったです(2014年10月4日):最初見た時はサイズ大丈夫かなと思いましたがストレッチがきいていてOKでした。引き締め感も気持ちよくて、なかなか良かったです。生地もしっかりしていてこれからはパンツの下に防寒用にも使えそうです。登山用に買いました。右足が悪くて左ひざに負担が掛かり痛くなります。これを着用して少し楽になったような気がします。ラインの色が左右で違うので、個人的にはどっちもピンクが良かったです。

シーダブリュエックス(2015年7月9日):登山を始めて奥穂高岳に上ったころ、ロッククライマーの方に最高にいいよ・・・と、教えていただきそれ以来活用させていただいてます。

いい感じ(2015年10月15日):初めての登山に使用しました。結構高低差のある山でしたが、心配していた膝痛も無く助かりました。

ランニングや登山用に(2016年1月11日):ランニングや登山用にフルレングスのサポートタイツを探していて、高評価だったのでこちらを購入しました。程よいサポート力で動きやすく、ランニングや登山にちょうど良いです。店頭で購入するよりかなりお買い得だったので、とてもいい買い物ができました。

以上の感想を見ていると、登山においては、エキスパートモデル(サポート部位:ふくらはぎ、ふともも、ひざ、段階着圧)でも十分に対応できるようです。

「CW-X エキスパートモデル(ロング)」の購入者レビューと実売価格

 

個人的感想

サポートタイツをはいている人から、「サポートタイツいいよ!試してみなよ!」と何度か言われたのですが、私は一度も使ってません。

最大の理由は、今のところサポートされなくても自身の肉体の機能と登山歩行技術のみで大丈夫だからです。
特に膝が痛くなったりしませんし、登山後の適度な筋肉痛は心地よいとさえ感じます。

また、サポートタイツにサポートされなくても、山を登れるようでありたいな、と思っているのも大きいです。

それなりに山々を登っていますが、たいして大きな怪我もなく健康でいられるのは、優れた山仲間から直接伝授された登山歩行技術のお陰だと感じています。

 

ただ、利用者の感想を見ていると、運動不足で足の筋力に不安のある方や、数時間に及ぶ膝への負担が気になる方にはサポートタイツという選択肢もあるのかな、と思います。

今回、この記事を作成する上で、CW-Xの4モデルがどんなものかと思って、スポーツ用品店で実際に試着してみました。

実際に登山で使っていないため、試着しただけの感想ですが、4モデルの中で印象が強く残ったのは、一番ハイエンドのエキスパートモデルです。

エキスパートモデルのみ、おしりもサポートしていて、グンッとおしりを締めるので、腰が立つような、姿勢がよくなるような感じを受けました。 (まあ、登山においてそのおしりサポートがどのように効果があるのか使ってないのでわからないのですが)

さまざまな山道具が販売されていますが、自身のお財布事情や体力や技術と相談しながら、上手に活用するとよいのかもしれませんね。

 

購入を検討されている方は、どれがよいのか、一度、スポーツ用品店か登山用品店で試着してみるとよいでしょう(^^)


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