登山用の雨具・レインウェア・カッパの特徴と選び方、厳選おすすめ・人気アイテムの紹介

  • LINEで送る

標高の高い山を登るなら、必ず雨具(レインウェア、カッパ)は必要です。

山の天気は気まぐれです。すぐにコロコロ変わります。

たとえ晴れていても、しばらくすると雨が降り出すこともしばしば。

しかも台風のような強風の中で大粒の雨が降り出すこともあります。

こんなとき雨具をもっていないと、とても危険です。

富士登山で木がなくなるくらいの標高になると雨風をしのげる場所は山小屋くらいしかありません。

もし、登山する前に雨具を忘れたことに気づいたら・・・代用品が見つかるまで登山するのはやめましょう。

登山用レインウェア、雨具、カッパ

それくらい、雨具(レインウェア、カッパ)は必須装備です。

たとえ、天候に恵まれた場合でも雨具の出番はあります。

標高が高くなるにつれて、気温も下がり風も強くなりがちです。

そんな時の防寒着として雨具はとても重宝します。

 

富士山では雨は横から飛んでくる

けして富士山に限ったことではないのですが、森林限界を超えた高山の雨というのは横から殴りつけるように降ってきます。

2010/07/29 須走口登山道7合目付近

 

2011/08/04 18:19 須走口下山道8合目付近

 

上の2つの動画は雨の富士山の様子で、雨のスピードが早くてわかりにくいと思いますが、実際には雨が斜面に対してほぼ平行に降ってきています

このような横殴りの雨の中で何時間も目的地まで登山することになるのです。

下の動画の約6時間前までは、下の写真のようにそれはそれは気持ちいい青空が広がっていたのです。

2011/08/04 12:36 須走口登山道9合目 この時は天気が良くて、とても気持ちよかったです(^-^)

富士山は1日の中でも天気が大きく変化することがあります。

今の天気が良いから、数時間後も大丈夫なんて保障はありません。

 

雲の中は水滴が浮遊

たとえ天気予報が晴れでも、富士山の山頂付近も晴れとは限りません。なぜなら、富士山の標高が高いからです。

(出典:日立キッズ 雲ができるまで

雲は、下層雲(地上2,000m以下)、中層雲(地上2,000mから6,000m)、上層雲(地上6,000m以上)に分類されますが、富士山の標高は3776mです。下界では青空と雲が広がっていた場合でも、富士山の登山口や登山道は雲の中ということもあります。

雲の中に入ると水滴が浮遊した霧の中で行動することになりますので、徐々に体全体が濡れていきます。

また、夏は気温が高いため、気温の上がる午後になるにつれ地上の水が蒸発して水蒸気になり、あたたかい空気の上昇気流に乗って上空へ運ばれるため、富士山の上部では濃霧や雨になることが頻繁にあります。さらには山頂では天気が良かったが下山したら八合目で雨ということもあります。

 

富士登山で雨具・レインウェア・カッパを持たない意味

富士登山に行くと、なぜか毎年のように雨具を持たずに登山している人を見かけます。

だいたい若年の方が多いのですが、雨が降ると全身べちゃべちゃになりながら山小屋に逃げ込むか、岩かげでうずくまって動けなくなっています。

そして、そういう人はなぜか全身ウィンドブレーカーを着ています。もしかしたら、ウィンドブレーカーと雨具・レインウェアの違いがわからないのかもしれません。

雨具を持たずに富士山登ったら冗談ぬきで遭難(自力にて下山ができない状態)してしまいます。

なにより、あんな高所で雨でべちゃべちゃに濡れながら強風でどんどん体温奪われて震え続けるのは過酷です。

蒸れて強風だと破けたりするビニールカッパでもまだ無いよりはマシです。他にも防水性のあるウインタースポーツ用のウェア等で代用できます(重く、嵩張りますが)。

 

雨具・レインウェア・カッパの選び方

富士登山ガイドのエキスパートの野中径隆さんによる
”レインウェア”の講義

 

上下別の雨具であれば全身を防水してくれますが、ポンチョやコンビニで売っているようなビニールカッパは、雨が横から降ってくるような富士山ではあまり役に立ちません。

最近、富士登山ではビニールカッパを使っている人はさすがにあまり見かけません。(ちなみに、 ビニールカッパとはこんなのです。

ビニールカッパは、体をあまり動かさないようないような状況で短時間しようする場合にはいいかもしれませんが、防水透湿性がまったくないので運動して汗を大量にかくような登山にはまったく不適です。

ビニールカッパを使って登山をすると、ものすごい蒸れて雨で濡れてるのか、汗で濡れているのかわからないぐらいの状況になるそうです。また、耐久性がないため強風で破けることもあるそうです。

 

それに比べて、富士登山で少し見かけるのはポンチョです。(ポンチョって何?というひとはこちら

ポンチョはザックも含めて上半身を覆えるのでとても便利です。しかし、ひざ下の下半身は丸出しになってしまいます。

富士山は7合目くらいからあまり木が生えていません。木が生えていないので、風が直接登山者に直撃します。富士山の雨はその強い風にのって体にバチバチと横から降ったりします。ポンチョは簡易的で短時間の使用では重宝しますが、富士登山には不向きです。

特に子供にポンチョを着させる親が多いように思います。富士登山は、学校の登下校やキャンプとは状況がかなり違います。

 

上下別の雨具といってもいろいろ売られていますが、基本的に登山向けに作られた雨具がおすすめです。

なぜなら、ちゃんと山の厳しい天候下でも快適に動けるように作られているからです。

「登山用って何?」

と思われるかもしれませんが、登山用ではない雨具はザックを背負って腰ベルトを巻いたときにポケットを押さえつけてしまったり、フードが付いてなかったり、付いていても頭にフィットさせる機能が付いていなくて、風が強いとフードがめくれて役に立たないなんてこともあるようです。

やはり登山するなら登山用に設計された雨具を用意するのがベストです。

 

登山用の雨具・レインウェアに求められる性能

登山用のレインウェアは耐水性、撥水性、透湿性、機能性、強度、軽量性が求められます。

それぞれを簡単に説明すると、

  • 耐水性 ⇒ 表地から水圧をかけたときに裏側に水が染み出すまで、どの程度耐えられるかという性能
  • 撥水性 ⇒ 水が表地の表面をコロコロと転がり、水をはじく性能
  • 透湿性 ⇒ 水蒸気が生地を透過する性能
  • 機能性 ⇒ 実際に使ったときにの使いやすさ、快適性能
  • 強度 ⇒ 生地の引き裂き強度
  • 軽量性 ⇒ 重量のこと。軽ければ、それだけ持ち運ぶときの負担が減る

となります。

 

これをもっと具体的に登山に当てはめると

  • 耐水性 ⇒ これが低いと、雨が降ったとき濡れた場所に座ったときに水がウェア内に染みやすくなる。濡れた場所に膝をついたり、肘をついたりしたときにレ インウェアの生地に局所的に水圧がかかり、耐水圧が低いと中に水が染みてくる。縦走テント泊などでザックが重い場合は、ショルダーベルトが乗った肩の部分 に水が染みることもある。体重75kgの人が座り込むと約0.2kg/cm2の圧力がお尻の部分にかかり、膝をついている時は、約1.1kg/cm2にな ると言われています。 0.2kg/cm2の圧力を耐水圧に換算すると 2,000mm、1.1kg/cm2の圧力をを耐水圧に換算すると11,000mmになります。(因みにゴアテックスの低水圧は初期値で45,000mmと非常に高い耐水圧があり高性能です)
  • 撥水性 ⇒ 撥水性が低下すると生地の表地(ナイロン等)が濡れてしまい水の膜を作り、防水透湿素材の透湿性を阻害し蒸れやすくなる
  • 透湿性 ⇒ 登山は汗をかく。この透湿性が低いと自分の出す汗でウェア内にこもってべちゃべちゃになり汗冷えして状況によっては危険になる。ただし、肌着が速乾性のものでないと透湿性の性能は発揮されにくい。(綿はダメ)
  • 機能性 ⇒ 機能性が高いものはジッパーが止水ジッパーになっていたり、フードの紐がしめやすかったり、ピットジップが付いていたりして快適に登山が楽しめる(実際に使ったときにわずらわしくない)作りになっている。
  • 強度 ⇒ 生地の強度。これは表地のナイロンやポリエステルの強度でほぼ決まる。強度が強いと、使用による磨耗に強く、登山中に転倒したときでも生地が裂けにくい。傾向として強度が高いものは、レインウェア自体の重量が重くなる。
  • 軽量性 ⇒ 登山においてレインウェアを使う出番は多いが、使わないときにはザックの中に収納して持ち運ぶことになる。レインウェアが軽いと背負う荷物がそれだけ軽くなる。それだけでなく、軽いと着心地も非常に軽く登山中の動きが楽になる。生地の強度とは、トレードオフの関係にある。

登山用のレインウェアというのは、こういったそれぞれの性能が絶妙に組み合わされています。

 

低価格な初心者・入門者モデル

もし富士登山に1回行ったらその後は雨具を使う予定が無い、登山にはあまり行かないかな、という方は、1~1.5万円程度で売られている初心者・入門者モデルのレインウェアがおすすめです。

 

ミズノ ベルグテックEX ストームセイバーVレインスーツ


ベルグテック EX・ストームセイバーVレインスーツ(メンズ&レディース)

■平均重量:570g(メンズ) 545g(レディース)

■性能

耐水圧約30,000mm以上
透湿性約16,000g/m2/24h(JIS-L1099B-1法)
100洗耐久撥水加工(100回洗濯後も撥水性が持続)

 

100回洗濯後も撥水性が持続:新しい撥水処方で糸の1本1本まで均一に撥水性が行き渡るような細かい加工を施しています。雨がウエアについても水玉になって生地表面を飛び跳ね、飛び散ってしまうような強い撥水加工です。

傘の約60倍※1の水圧に耐える:ベルグテックEXは、独自の3層構造・無孔質ラミネート素材で長時間にわたり、水圧が掛かった条件下でも、水の浸入に耐えることが可能です。フィルムは伸縮性に優れ、激しい動きのなかでも雨をガード。

ウエア内の湿気を発散し、ムレを抑える:透湿性約16,000g/m2/24h 分子構造による科学的原理を最大限に生かし、雨や水滴をシャットアウトしながら、ウエア内の湿気を外側に発散して、ムレを抑えます。

雨の進入を防ぐ : 雨が衣服内に侵入するのを防ぐためにファスナー部やポケット口には雨返しやフラップを付けました。※ポケットファスナー部には雨返しがついておりません。

軽量コンパクトなフード内収納 約570g(メンズMサイズ) : 雨天時にレインスーツを使用した後、雨がやんだ際に屋外でレインスーツをきれいにたたんで袋に収納するのは一苦労です。そこで、フードの前後を調整するために元々付いているマジックテープを利用し、新たに付けたループにマジックテープを通し、簡易的にたたんでフードに収納できるようにしました。

ミズノはスポーツメーカーですが、登山用のレインウェアも作っています。 正直デザインが渋いですが、この価格帯で透湿性(約16,000g/m2/24h)や耐水圧(耐水圧約30,000mm以上)と他メーカーに比べて高いのが特長です。

一昔は、登山用のレインウェアといえば、モンベル製がコストパフォーマンスが優れていてダントツ優位で、スポーツメーカーのミズノは登山業界では新参者で、ミズノが登山用のレインウェア出したみたいだけど、それ山で使って大丈夫?という印象がありました。しかし、価格のわりに高性能なので、じわじわと利用者が増えて、登山業界にもかなり浸透してきているようです。

いままでにたくさんのレインウェアを見てきましたが、このレインウェアは数万するようなレインウェアに比べると細かなところの作りが簡素でこの価格帯だな~というのは感じます。あくまで初心者、入門者向けモデルですが、登山用のレインウェアとしての基本は抑えています。

富士登山で使われた方のamazonカスタマーレビュー

期待以上でした(2014年9月6日):富士登山(5合目を7時発の15時着)で着用しました。横殴りの雨、霧、小雨、大粒の雨、晴れ間等30分から2時間ごとに天候が変わりましたが、いずれのコンディションでも、全く蒸れず、雨と風を防いでくれました。フードをかぶった時、顎に当たる部分がフェルト生地ですが、ドライな状態が保たれていて肌触りも良く、良かったです。もちろん、動き易かったです。サイズですが、175cm65kgでLLにしました。(ひとつ大きめのサイズが良いとのレビューが多かったので)気持ち大きめだなという感じでしたが、実際に使ってみて、レインコートのサイズとしては正解でした。

富士山登山(2014年9月23日):雨登山だったが撥水性はとてもよい。Mサイズを買いました。日本サイズMサイズのサイズでした。蒸れないし寒さもなかなか予防できるしこの値段では安く感じます。ズボンも裾が大きく広がるため急な雨でもさっとはけて良かった。同じような材質で登山メーカーのものを買うとなると2倍くらいの値段はしそう。迷って買ったがとてもいい買い物でした。これは本当にお勧めできる品でした。

安価ながら高性能(2015年7月15日):富士登山用に購入しました。ゴアテックスの商品は高価で手が出ませんでしたが、ほぼ同等の性能をこの値段で手に入れられました。軽いけど、高性能なコストパフォーマンスが非常に高い商品です。

と、レビューがあり、私が見た時点では、メンズ・レディースともに評価が”5つ星のうち4.3”と高評価です。

メーカー希望小売価格(約1万5千円)だと、他社のレインと検討する感じになりますが、amazonだと約5000円も値引きされていて(時期によるのかもしれませんが)、この性能でその値段ならコストパフォーマンスはダントツかも。。。

「ベルグテック EX・ストームセイバーVレインスーツ」の購入者レビューと実売価格(amazon)

 

モンベル ハイドロブリーズ レインウエア


ハイドロブリーズ レインウエア(メンズ&ウィメンズ)

■平均重量:474g(メンズ) 421g(ウィメンズ)

■性能

耐水圧20,000mm(洗濯20回後でも15,000mmを維持)
透湿性5,000g/平方メートル・24hrs(JIS L-1099B-1法)
超耐久撥水性(洗濯20~30回以上)

モンベルの登山用格安レインウェア(この価格で上下セット)です。 透湿性5,000g/m2/24hrsと少々低いですが、登山用としての必要な機能性はあります。2レイヤーなので、ミズノのベルグテックに比べると100gほど軽量になってますが、実売価格は少し高いため、性能よりも軽量化重視の方向けです。

「ハイドロブリーズ レインウエア」の購入者レビューと実売価格(amazon)

 

モンベル サンダーパス ジャケット&パンツ


モンベル サンダーパス ジャケット


モンベル サンダーパス パンツ

■平均重量:

340g(メンズ・ジャケット) 239g(メンズ・パンツ) 合計579g

285g(ウィメンズ・ジャケット) 216g(ウィメンズ・パンツ)  合計501g

■性能

耐水圧20,000mm(洗濯20回後でも15,000mmを維持)
透湿性15,000g/平方メートル・24hrs(JIS L-1099B-1法)
超耐久撥水性(洗濯20回以上)

このレインウェアは、上下別売りのモデルです。

ミズノ ベルグテックと比較すると、重量はジャケットとパンツの重量をあわせるとと同程度になり、性能値は僅かに劣ります。ただ、実物を見ると、入門用・初心者用の価格でありながら、洗練されたデザイン、細部の作りもこの価格帯の中では非常に良いです。amazonでの実売価格では、上下合わせると5000円程度こちらが高くなるようです。

ミズノ ベルグテックか、モンベル サンダーパスか、と迷った時、レインウェアをどこまでの用途で使うか、というのが分かれ目となるかもしれません。雨が降った時のレインウェアとしての機能だけを求めるならベルグテックで十分ですが、日常のウインドブレーカーやさまざまなアウトドアシーンでも使うのならデザイン性の高いサンダーパスがおすすめです。私が実際にどちらも試着しましたが、レインウェアとしての使い勝手(ポケットの作り、フードの締めやすさ)もサンダーパスが明らかに優れています。一度最寄りのアウトドアショップで比較してみると良いかもしれません。実物見たら質感がけっこう違うことがわかると思います。

富士登山にて使用.ムレなし,雨漏りなし.防寒よし.(2014/9/13): 品質について私は,登山は余りしないので,詳しいことはわかりません.しかし,富士山(頂上まで, 9月上旬)で使用したところ,頂上の寒さにも耐えることが出来ました.サンダーパスの下には2枚しか着ていませんでした.また,下山中に雨が降ってきましたが,全く漏れることはありませんでした.気になる,ムレですが,ほとんどムレません.カッパなんかを着ると,蒸れて汗だくになってしまいますが,本商品では,そういったムレは全くなく,すぐに外に逃がしてくれる感じでした.総じて,値段以上の買い物ができたと考えています.

色味が可愛くてお気に入りです(2015年11月21日):トレッキング用ウェアとして購入しました。紫系の色味が好きなので、迷わずこの色に決めました。背は155センチ程度ですがバストが大きいのでサイズに悩み、XLを購入しました。中に重ね着できる位のゆとりはあるけど、大きすぎずちょうどよかったです。寒い季節は中に少し着込めそうだし、お値段もお手頃で年中通して着られる素材なので、1枚持っているといいと思います。顔色も明るく見え、派手すぎることもなく、とっても気に入りました。

「モンベル サンダーパス」の購入者レビューと実売価格(amazon)

メンズジャケットのamazonカスタマーレビューも”5つ星のうち 4.5”と非常に評価高いです。

 

高性能ゴアテックスの雨具・レインウェア

富士登山以外にも登山します、アウトドアで何度も使用します、という方は、少々値段は高くなりますがゴアテックスを使用した雨具をおすすめします。

多くのメーカーが優秀な防水透湿素材を販売している今、ゴアテックスの優れている点の一つは劣化に強いという「耐久性」です。

ここで言っている耐久性とは、使っても防水透湿性などの性能が落ちにくいということです。つまり、高性能を維持したまま長い期間使えるということです。(逆にその他の防水透湿性素材は初期値は高くとも、何度も何年も使用すると耐水圧・透湿性などの性能が低下します。ゴアテックスも低下しますが、快適に山登りで使える程度の水準を維持します)

その他のゴアテックスレインウェアの特徴として、最新・最先端の技術が盛り込まれていることです。ゴアテックスのレインウェアはほとんどのメーカーで一番のハイエンドモデルに使われていて、登山用として求められる使い勝手を最大限高めつつ、さらに軽量化する工夫がほどこされています。

ゴアテックスという防水透湿性素材を使用した雨具・レインウェアをたくさんのアウトドアメーカーが販売していて、上下合わせると4~5万円前後が相場のようです。

 

モンベル ストームクルーザー


モンベル ストームクルーザー ジャケット


モンベル ストームクルーザー パンツ

■平均重量:

257g(メンズ・ジャケット) 191g(メンズ・パンツ) 合計448g

230g(ウィメンズ・ジャケット) 173g(ウィメンズ・パンツ)  合計403g

■性能

3レイヤー地で耐水圧45,000mm以上
透湿性13,500g/m²・24hrs(JIS L-1099B-2法)
洗濯20回後もその性能は変わらない
超々耐久撥水性(洗濯50回以上)

ストームクルーザーは、上下別売りになっています。

ゴアテックスを使った雨具の中では上下で約3万円少しと他の一流メーカーに比べてダントツで値段が安く、性能・機能もトップクラスです。(これが海外の有名アウトドアブランドになると上下で4万くらいします。)

ゴアテックスのレインウェアを買うならモンベルのストームクルーザーがおすすめです(^-^)

2015年からストームクルーザーは最新のGORE C-ニットバッカーテクノロジーを採用しています。

GORE C-ニットバッカーテクノロジーは、ゴアテックスメンブレンの裏地に、軽量性と耐久性を両立した、極めて薄いニット素材を使用した新しいテクノロジーです。透湿性が向上したほか、耐久性を損なわずに大幅な軽量化を実現。極めてしなやかで、着用しやすい質感を備え、従来のレインウェアにない着心地の良さを備えています。

私も実際に試着しましたが、いままでのゴアテックスのウェアと違い、かなりしなやかで着心地がよくなっていました。

また、デザインもかっこよくなっていました。いままではフードが襟にしまい込む作りでしたが、今年のはフードが最初から出ています。

レインジャケットのフードがしまい込めるのがいいのか、最初から出ているのがいいのか、一長一短ですが、私の個人的経験から思うに、森林限界を超えるような高山行く人には、フードが最初から出ているのがいいんじゃないのかと思います。

富士山のような森林限界を超えるような山では、真横から雨が降り注ぐようなことが多々あり、すぐにフードを被れるのが楽です。

モンベルのストームクルーザーは富士登山に限らず、さまざま登山や、アウトドア、ランニングやちょっとしたウォーキング用など、あらゆるアウトドアにおけるレインウェア兼ウィンドブレーカーとして大活躍することでしょう(^^)

「モンベル ストームクルーザー」の購入者レビューと実売価格(amazon)

 

レインウェアの素朴な疑問

レインパンツもジャケット同じモデルを用意するの?

レインウェアが上下別売の場合、別途レインパンツを購入することになります。

登山をやっているとわかるのですが、レインジャケットは登山において非常に重要な装備で雨が降っていなくても使用頻度も非常に多いのですが、レインパンツはレインジャケットに比べるとぐっと出番が少なくなります

レインジャケットは雨が降ったときに着るのはもちろんのこと、風が強く寒いときの防寒着としても非常に着用します。

それに比べてレインパンツは、雨が本降りになったときはきますが、小雨程度だと場合によっては着ないこともあります。

レインジャケットに比べてレインパンツの出番が少なくなるのは、その着脱の手間だけでなく、一度着用すると体温調節が難しい(ジャケットであればフロントジッパーをガバッと開けて調節できますが、パンツはできん)、さらには歩行時にバサバサゴワゴワして歩きにくくなる、といった理由があるからです。

さらに、レインパンツはジャケットよりも消耗品の要素が強く、傷みが早いです。傷みやすい箇所は、膝、お尻、裾です。

ジャケットと違いレインパンツは体重が膝やお尻に乗っかったり、登山道の岩や足がすれて裾がすぐ痛みます。

ジャケットに比べてレインパンツは出番少なく、磨耗も激しい登山装備なので、個人的には低価格のレインパンツでも十分かな、と思います。

一押しは、モンベル サンダーパス パンツです。

価格が非常に安く、透湿性、耐水圧も十分にあり、サイズも豊富(モデルみたいにウエスト細で足長、肥満で足短い方にも対応できるサイズラインナップ)でコストパフォーマンスが非常に高いレインパンツです。(同程度の性能で他メーカーなら1万円くらいする)


モンベル サンダーパス パンツ

ジャケットは高機能なゴアテックスにして、パンツはこれにする・・・コスト重視の方にはおすすめです。

「モンベル サンダーパス パンツ」の購入者レビューと実売価格(amazon)

 

スノーボードやスキーウェアで代用できるの?

防水透湿性素材が入っているものなら、だいたい代用できます。ただ、生地が厚いため、重くて、収納も嵩張り、ザックも大きめのを用意しないと他の荷物が入らなくなる可能性あります。また、中綿入り(保温材入り)のウェアは避けたほうが無難です。たぶん上りでは暑くて暑くて汗だくになり、ウェア無いで汗の雨が降ることに。

また、雪山登山用のアルパインウェアでも代用できます。これもレインウェアに比べると倍以上の重さになるとおもいますが、使えます。実際、私が雪山登山用のアルパインジャケットとパンツを持って登ることもあります。

 

おすすめでは無いけれど、非常に低価格で購入できるレインウェア

富士山には毎年多くの方々が登られます。装備も準備も人それぞれです。

登山の3大装備はレインウェア、登山靴、ザック(リュック)です。

登山靴は普段使っている運動靴で代用し、リュックも普段使っているもので代用することも可能です。(快適性と安全性は落ちますが)

しかし、レインウェアに関しては、日常的に使うものではないため、持っていない方が多数います。

そして、そのままレインウェアを用意せず、そのまま富士山に登ってくる方がけっこう見受けられます。

3大装備の中で、レインウェアが最も重要な装備なのですが、雨が降らず、気温が高いと出番がないこともあり、使うかどうかわからない装備をわざわざ用意するのを躊躇してしまう方もいるのでしょう。

実は、レインウェアを持ってこないのが、10代-20代と見られる世代です。

なぜ、わかるかと言うと、雨降ったときに全身べちゃべちゃになって山小屋に逃げ込んだり、岩陰にうずくまって身動きが取れなくなってたりしている姿を見てきたからです。

なので、経済的な理由が大きいのかな、と思います。(中高年世代の方々は全身の装備をしっかりと用意している方が多いです)

そこで、登山用として作られたものではないですが、非常に低価格で購入できるレインウェアをご紹介したいと思います。

 

コヤナギ ファンプラスライト FP-11

koyanagi koyanagi_w
コヤナギ ファンプラスライト FP-11

特長

  • □ 耐水圧:10,000mm(これぐらいあれば、実用に耐えうるかと)
  • □ 透湿度:2,000g/㎡.24hr(一般的な登山用レインの透湿性の20%程度)
  • □ フード付き
  • □ 二重袖構造
  • □ 透湿素材使用
  • □ 裏メッシュ付き
  • □ ベルト通し付き

写真を見る限り、ポケットの位置(ザックのヒップベルトと干渉する)やフードの作り(強風だとバタつく)など、登山時に使いやすい作りにはなっていませんが、実用に耐えうる耐水圧と、わずかな透湿性があります。

カスタマーレビューに富士登山で使われた方の書き込みがありましたので、掲載しておきます。

2014/8/13-富士登山に持参し、小雨の中これを着て下山しましたが、防水性能は問題なし。通気性はないが、2時間程度は我慢できる。 ポケットが上着の左側に一つしか無いのが今ひとつ。 通常のカッパ以外に、ウインドブレーカー的にも使えました(上り時)。 しかし、町中を歩くにはデザインはもちろんおしゃれではない。 180cm 74kmで 3Lでサイズ長さはぴったり、幅はゆったりです。

「登山用としての機能性が劣っても、必要最低限の費用でレインウェアを用意したい」という方にも、手が届くのではないか、と思います。

「コヤナギ ファンプラスライト FP-11」の購入者レビューと実売価格(amazon)

 

人気・売れ筋ランキング

上記で紹介した以外にもさまざまなメーカーが工夫をこらしたレインウェアは多数あります。

旧モデルや在庫処分で大幅値引きされたりします。

気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。

レインウェア・スーツ の人気・売れ筋ランキング(amazon)

 

まとめ

 ・富士登山には、絶対に絶対に絶対に上下別の雨具(レインウェア・カッパ)を持っていきましょう(ビニールカッパ、ポンチョは×)

 ・登山用の雨具がベスト

 ・そんなに登山・アウトドアをしないなら、上下セットで1万円前後の雨具で十分

 ・これから登山を始めるならレインウェアはモンベル ストームクルーザーがおすすめ

 ・費用を抑えるならレインパンツは、安くて高性能なサンダーパスがおすすめ

 

最後に

富士山に登るときは、必ずレインウェアを持っていきましょう。登る前は、どんなに天候が良く、雲一つなくとも、午後になると雲に覆われることが多く、富士山の標高は雲なみなので、霧に覆われたり、雨が降ったりします。どうしても経済的な理由で用意するのが困難、という方は友達に持っていないか、借りることはできないか聞いてみるのも一つの方法です。

皆様が安全に楽しく富士山を登れるよう、心から祈っています。

  • LINEで送る


motimonolist_pdf.gif

服装・装備・持ち物の準備リスト一覧

☆・・・必ず必要な装備
○・・・できれば用意したい装備
△・・・あれば便利な装備

  • 富士山を快適に楽しく登るための登山装備・登山道具
  • 富士登山の服装・持ち物・装備リスト一覧
  • 富士登山ルートの比較と人気ランキング!
  • 富士登山ルート地図・マップのダウンロード
  • 高山病の症状、予防と対策
  • 富士山の天気予報(雷・強風・雨)確認手順
  • 【冬富士登山 厳冬期】生死の境界線 元旦に冬富士山頂を目指す人
  • 【冬富士登山遭難】九合五尺付近で滑落しそうな遭難者を発見・救助
サブコンテンツ

※本ウェブサイトはあくまで個人的趣味によって収集したデータに基づいています。本ウェブサイトに掲載する情報には注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。富士登山について書かれたサイトは、その他多数あります。多くのサイトや情報を参考にすることをお勧めいたします。本情報に基づく行動によって発生した事故・損害への責任は負いかねますので、ご了解下さい。

このページの先頭へ