富士登山にかかる費用(交通費、トイレ、山小屋での買い物、宿泊代)

富士山を登る上で、様々な費用がかかります。その具体例を見てみましょう。

 

山麓の駐車場の料金

マイカーで来られる方は、各登山口の山麓の駐車場に車を停めることになります。

駐車料金の相場は1回1000円です。(日帰りでも、数泊でも料金は一緒です)

 

山麓の駐車場⇔五合目登山口までのバス運賃

マイカー規制により、富士山の麓の駐車場から各登山ルート(吉田ルート、須走ルート、富士宮ルート)の登山口になる五合目まではシャトルバスorタクシーで移動します。(御殿場ルートのみマイカー規制なく、マイカーで移動できます)

タクシーは高額なため、ほとんどの方がシャトルバスを利用しますが、山麓の駐車場⇔五合目登山口の往復で約2000円弱になります。

 

トイレのチップ料金

登山時間が5時間以上と非常に長いこともあり、だれしもが1度はトイレを使うことになると思います。

各登山道には多数のトイレが設置されていますが、そのほとんどが山小屋に併設されています。

利用はチップ制になっています。

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どのトイレでもチップ料金は200円か、300円です。

富士山(静岡、山梨県)では00年頃まで、5合目より上にあるトイレでは、たまったし尿を放流する方式だった。悪臭が漂い、山肌に汚物とトイレットペーパーが付着して白い跡を残す「白い川」が問題化した。

当時、国内外のメディアで報じられたこともあり、環境省や静岡、山梨両県は02年からトイレの整備を進めた。5合目より上の50か所を▽カキ殻にすむ微生物が汚物を分解する「浄化循環式」▽おがくずと汚物を混ぜて分解、堆肥化する「バイオ式」▽タンクに汚物をためる「くみ取り式」▽タンクに設置したバーナーで汚物を燃やす「燃焼式」――などの「環境配慮型」に切り替えた。

(出典:2016年08月15日 Yomiuri Online 山のお供に携帯トイレ

山小屋関係者から聞いた話ですが、し尿の処理はものすごくお金がかかる と言っていました。

具体的な金額は忘れてしまいましたが、その金額を聞いてかなり驚いた記憶があります。

 

富士山には数十万人登っていて、ほとんどの人は2~3回はトイレを使うことになります。

トイレに行きたくなったときにすぐに取り出せるように、100円玉を6枚程度用意しておくとよいでしょう。

 

山小屋で飲み物、食べ物の購入費

 富士山の山小屋には飲み物や行動食となるお菓子、カップラーメン、軽食などいろいろな食べ物を購入することができ、それを食べるのは山登りの楽しみの1つです。

写真を見ての通り値段は、高く富士山価格になっています。

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価格の値上がりは標高に比例します。

今までの経験より、軽量化するならお金がかかっても山小屋の売店を有効活用をおすすめします。

特に飲み物系です。富士登山となるとだいたい1~1.5リットルの水分が必要となります。

麓のお店でその量の飲み物を買うのもいいですが、ザックが非常に重くなり、無駄に疲れます。

富士山にはたくさんの山小屋の売店があるのですから、手持ちの飲み物は多くても1リットル程度に抑えて、足りなくなったら山小屋で購入するのがオススメです。水よりもお金の方がずっと軽いです。

 

逆にお菓子などの行動食は、そもそも非常に軽いためあらかじめ準備しておくといいでしょう。

袋菓子系は標高の上昇に伴う気圧の低下でパンパンに膨らみ、爆発orザックの容量を圧迫させるのでお気をつけください。

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(山頂で撮影した未開封のかっぱえびせん・・・もうパンパンです。)

その様子を見るのもたのしい思い出になるのですけど。

 

焼印

木製の棒(金剛杖など)や板などに、各小屋で焼印を押してもらえます。

また、頂上の浅間神社奥宮では刻印(印の金型に粉を塗ったものをハンマーで打ちつける)もあるようです。

費用は200円、300円が相場です。

焼印の写真はこちらのサイトが参考になります。

>>>  富士登山「絆」フォトコンテスト2017 焼き印紹介(吉田ルート)

 

 

山小屋の宿泊費

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2016/08/31 吉田ルート六合目付近から見える山小屋

山小屋に1泊する場合は、別途宿泊費がかかります。

宿泊費は、山小屋によって異なりますが、

  • 素泊まり:5,000円~6,500円
  • 1泊2食付(夕食・朝食):7,500円~8,500円

の範囲内の山小屋がほとんとです。

 

その他

天気が大荒れになり、山小屋へ避難するときにもお金がかかります。

2010の須走口から登ったとき、あまりの強風と豪雨で山小屋に避難したことがあります。

その時に、休憩料金として1000円ちょっと必要と言われました。

たぶん山小屋側としては、これだけ荒れ狂う悪天候の中の避難場所として、無料で登山者を受け入れたい心情はあると思うのですが、それをやってしまうと登山者の多い富士山の場合は小屋の中に人があふれかえってしまいますし、小屋の経営として難しいのかもしれません。

 

最後に

私の場合は、滞在費✕1万円を携帯する金額の目安にしています。日帰りであれば1万円程度、1泊2日であれば2万円程度です。

あれもこれもすると細々と出費が増えていきますが、日本一の標高の山を登るのですから、おおらかに楽しく登りましょう。

 


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