携帯電話・スマホの電波状況・防水対策・電池切れ対策

富士登山において携帯電話は、非常用の通信手段としてだけでなく、単に富士登山の感動や喜びを家族や友人などに伝えて共有するための必須アイテムといえるでしょう。近年は各キャリアの富士山の登山口や登山道での電波状況が非常に良くり、高速通信が可能になっています。携帯電話・スマホを富士山に持っていく時の注意点は、防水対策と電池切れ対策です。

 

大手キャリアの電波状況

夏の富士山の携帯電話・スマホの電波状況ですが、現在はどこのキャリアでも繋がるようです。

・各社のサービスエリアマップ

エリアマップを見る限り、どのキャリアでも各登山道(富士宮口、須走口、御殿場口、吉田口)や富士山頂上でLTE通信が可能です。

2016年のニュースリリースでは、

株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)は、富士山の山開き期間中※1 、富士山の山頂において、FOMA®及びLTEの通信サービスを2016年7月10日(日曜)から提供いたします。提供期間2016年7月10日(日曜)~8月下旬(出典:NTTドコモ)

 

KDDIは、登山を安心・安全にお楽しみいただくため、スマートフォン・携帯電話の利用が多く見込まれる富士山の開山時期に合わせ、2016年7月5日より、富士山頂のエリア化を行います。なお、登山口および登山道は、一年を通じて4G LTE通信をご利用いただくことができます。対策期間2016年7月5日~9月上旬(出典:KDDI)

 

ソフトバンクは、2016年7月上旬より富士山頂および山小屋での高速データ通信サービスの提供、及び登山道の品質向上対策を行います。これにより、富士山頂、登山道にて「SoftBank 4G LTE」や、「SoftBank 3G」が利用できるようになります。提供期間2016年7月上旬から2016年9月上旬(出典:ソフトバンク)

 

となっていました。おそらく今年も同様のサービスが提供すると思われます。

ただ、注意点として、KDDI以外は夏の富士山の山開き期間中だけですので、生死に関わるその他の期間の登山の場合(積雪期など)は電波が繋がらない可能性がありますので、ご注意ください。

 

防水対策で故障から守る

たとえ天気予報が晴れでも、富士山も晴れとは限りません。なぜなら、富士山の標高が高いからです。

(出典:日立キッズ 雲ができるまで

雲は、下層雲(地上2,000m以下)、中層雲(地上2,000mから6,000m)、上層雲(地上6,000m以上)に分類されますが、富士山の標高は3776mです。下界では青空と雲が広がっていた場合でも、富士山の登山口や登山道は雲の中ということもあります。

雲の中に入ると水滴が浮遊した霧の中で行動することになりますので、携帯電話・スマホをザックから取り出すと濡れることがあります。

また、夏は気温が高いため、気温の上がる午後になるにつれ地上の水が蒸発して水蒸気になり、あたたかい空気の上昇気流に乗って上空へ運ばれるため、富士山の上部では濃霧や雨になることが頻繁にあります。さらには山頂では天気が良かったが下山したら八合目で雨ということもあります。

防水処理のされていない電子機器は水に濡れるとすぐに壊れますので、もし手持ちの携帯電話・スマホが防水仕様でない場合(iphoneなど)は、そのような状況では取り出さない、ザック・リュックに収納するときもフリーザーバッグに入れて浸水を防ぐなどの対策をすると良いでしょう。

 

電池切れ対策

日帰り登山であればそれほど電池切れ・バッテリー切れになりにくいと思いますが、山小屋泊まりの場合は予備バッテリー等を準備すると安心です。登山者が山小屋のコンセントの借用は原則認められないようです。

こちらにも電池切れ対策の記事を書いています。

>> 予備電池・・・電池切れに備えて

 

まとめ

  • 期間限定で富士山の登山口・登山道で各キャリアのLTE通信が可能
  • 携帯電話・スマホは防水対策する
  • 山小屋泊まりの場合は予備バッテリーの準備を推奨

 


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