携帯電話・スマホの電波状況・防水対策・電池切れ対策

富士登山において携帯電話は、非常用の通信手段としてだけでなく、単に富士登山の感動や喜びを家族や友人などに伝えて共有するための必須アイテムといえるでしょう。近年は各キャリアの富士山の登山口や登山道での電波状況が非常に良くり、高速通信が可能になっています。携帯電話・スマホを富士山に持っていく時の注意点は、防水対策と電池切れ対策です。

 

大手キャリアの電波状況

夏の富士山の携帯電話・スマホの電波状況ですが、現在はどこのキャリアでも繋がるようです。

・各社のサービスエリアマップ

エリアマップを見る限り、どのキャリアでも各登山道(富士宮口、須走口、御殿場口、吉田口)や富士山頂上でLTE通信が可能です。

防水対策

たとえ天気予報が晴れでも、富士山も晴れとは限りません。なぜなら、富士山の標高が高いからです。

(出典:日立キッズ 雲ができるまで

雲は、下層雲(地上2,000m以下)、中層雲(地上2,000mから6,000m)、上層雲(地上6,000m以上)に分類されますが、富士山の標高は3776mです。下界では青空と雲が広がっていた場合でも、富士山の登山口や登山道は雲の中ということもあります。

雲の中に入ると水滴が浮遊した霧の中で行動することになりますので、携帯電話・スマホをザックから取り出すと濡れることがあります。

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2011/08/04 下山中に雨に。2時間前は青空が見えていた。

また、夏は気温が高いため、気温の上がる午後になるにつれ地上の水が蒸発して水蒸気になり、あたたかい空気の上昇気流に乗って上空へ運ばれるため、富士山の上部では濃霧や雨になることが頻繁にあります。さらには山頂では天気が良かったが下山したら八合目で雨ということも、過去何度か経験あります。

防水処理のされていない電子機器は水に濡れるとすぐに壊れますので、もし手持ちの携帯電話・スマホが防水仕様でない場合(iphoneなど)は、そのような状況では取り出さない、ザック・リュックに収納するときもフリーザーバッグ(ジップロックなど)に入れて浸水を防ぐなどの対策をすると良いでしょう。

 

防塵対策

雨の降らない日が続くと、森林限界を超えた山の表面が乾いてきて、砂埃が発生しやすくなります。

富士山は標高が高く標高2500m付近から樹林がほとんど無く、周囲に山が無い独立峰のため風の影響を受けやすく、強風になるとこの砂粒が飛んでくることもあります。

富士山 登山 砂嵐 砂埃

2016/08/31 強風で砂塵が舞い上がり、登山者に砂雨となって降りかかる(吉田ルート下山道、本八合目付近)

また、前の登山者の歩行によって空中に巻き上がることもあります。

砂埃が舞う、御殿場下山ルート

2012/08/04 登山者の巻き上げる砂埃(御殿場ルートの下山道で)

最近はスマホは防水仕様のものが多いですが、充電に使用するコネクタの穴がそのまま空いた状態になっています。防水仕様のものは穴に水が入ってもある程度耐えられるよう作られているようですが、砂埃が入ると面倒なことになりかねません。

万が一登山道に落としてしまった時のことも考えて、キャップを塞ぐ防塵対策をおすすめします。テープ等で簡易的に塞ぐ方法の他に、防塵キャップで塞ぐ方法もあります。

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「コネクタ 防塵キャップ」の一覧と実売価格(amazon)

 

電池切れ対策

日帰り登山であればそれほど電池切れ・バッテリー切れになりにくいと思いますが、山小屋泊まりの場合は予備バッテリー等を準備すると安心です。登山者が山小屋のコンセントの借用は原則認められないようです。

こちらにも電池切れ対策の記事を書いています。

>> 予備電池・・・電池切れに備えて

 

まとめ

  • 期間限定で富士山の登山口・登山道で各キャリアのLTE通信が可能
  • 携帯電話・スマホは防水・防塵対策する
  • 山小屋泊まりの場合は予備バッテリーの準備を推奨

 


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