登山で使うカメラ(スマホ・コンデジ・一眼)は防水がポイント。収納ポーチ、バッグ、三脚も考える

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ご来光、登山風景、自然の景色、登頂の記念写真などを写真に収めたい、SNSでシェアしたいと考えている方も多いのではないでしょうか。

私自身、写真撮影するのが好きで、富士山に限らず様々な山でスマートフォン、防水デジカメ、一眼レフを使ってきています。その経験を踏まえて、登山におけるカメラ選びについて考察してみたいと思います。

デジカメ、一眼レフ

雨天中止派or全天候派

野外撮影用のカメラ選びで大きな分岐点となるのは、晴れや曇のときだけ撮影する雨天中止派なのか、雨でも撮影する全天候派か、ではないかと思います。

基本的に太陽が出て青空が広がっている天候の方が、曇り空や雨の撮影写真より映えます。

そのため、写真撮影好きの方の中には

  • 好天時の撮影だけする素敵な写真を撮りたいタイプの方
  • 雨でも雪でも関係なく撮影する記録型タイプ

がいるように感じます。

富士山のように標高の高い場所は、晴れ、曇り、雨以外にも濃霧、砂ぼこり、強風で砂粒飛んでくる、など下界とは異なる状況になることもあります。そのため、富士登山で良い条件のときだけ撮影する用の非防水のカメラを持っていっても、「ほとんど写真を撮影するタイミングが無かった、撮れなかった」となることもあります。

私は全天候派・記録タイプなので、以下の記事は似たような気質の方には参考になるとおもいます。

 

”防水”が山で使うカメラの第一条件

野外の撮影、特に山での撮影ではカメラが防水であることが第一条件になります。

その昔、私が山を登り始めて間もないころ、普通のコンパクトデジカメを山に持っていってました。雨だと使えないのはわかってましたので、その天候では使わないようにしていました。ある日、うっすらと霧が降るような、微妙な天候の時、道端に咲く花の写真が撮りたくて、ついついそのまま使ってしまいました。

「まあ、これくらいなら大丈夫だろう、以前もこの程度なら問題なかったし」

と普通に写真を撮っていたのですが、しばらくしてデジカメの電源入れたら液晶画面が真っ暗で何を撮影したか再生できなくなっていました。ファインダーの無いデジカメで、液晶画面が映らないと、何を撮っているのか、どう撮れているのか、撮影時にまったくわからず、家に帰ってパソコンで繋げてようやくわかる状況ですので、実質使い物になりません。

その経験に学んで、次は防水デジカメを購入しました。この選択は私の使い方には適切でした。もういちいち、「少し降ってるからカメラにカバー付けよう」とか、「ちょっと濡れちゃったけど大丈夫かな」など気にしなくてもよいのです。晴れでも雨でも霧でも”撮ろう”と思ったら、サッと取り出して撮影できてストレスフリーになりました。

 

登山での写真撮影機器を考える

スマートフォン

IMGP2030

2017/06/27 管理人使用 防水・防塵・耐衝撃のTORQUE G01

昔は珍しかったスマートフォンの防水機能も、今では珍しくなくなってきました。スマートフォンに搭載されているカメラも性能が良いようで、日中の景色であれば綺麗に撮影できるのではないか、と思います。

ただスマホのカメラは広角レンズ(写る範囲が広い)のため、自撮り、景色の撮影は得意ですが、接写(近距離撮影)、望遠(遠くの被写体を大きく撮影)、夜景は苦手で専用カメラに軍配が上がります。

雨が降って液晶タッチパネルが濡れると、挙動がおかしくなる(タッチパネルが指の動きを正確に把握でなくなる)ため、雨天時の撮影には向きません。(雨の中でさっと撮影し終えたいのに、誤動作多発で手間取ります)

また、雨天時に使う時に気をつけたいのが、このマイクロUSBなどの差込口です。

IMGP2032

おそらく、この中に水が入ると故障します。防水対応のは、水が侵入しないようにカバーにゴムパッキンのようなものが付いていますが、しっかり閉じ忘れてると、水が侵入してしまうかもしれません。雨天時は確実に閉じましょう。

スマホは故障させると、高額な修理費、買い替え費用、データ移行の手間、しばらく使えない連絡できない不便、など生じる可能性があるため、霧・雨天時の安易な利用は要注意です。

防水性能も機種により程度が異なると思いますので、自身のスマホの防水性能を確認した上で、スマホ用防水ケースを利用するなど慎重な活用をおすすめします。

使用者の多い非防水のiphoneでもしっかり防水対策できるようです。

防水・防滴・防塵 スマホケース特集(amazon)

 

今や登山者にとって、スマホは電話、情報閲覧、以外にもGPSによる位置確認にも使われ、欠かせない存在となっています。そのため、どのような天候でも使える、頑丈で壊れにくい、

  • サムスン Galaxy Active シリーズ
  • 京セラ TORQUE シリーズ

などのタフネススマホが、私の周囲の山仲間に人気です。

 

デジカメ

”写真や動画を撮影するための機器”と役割が明確で、操作しやすいため、登山時の写真撮影はデジカメを使っています。

私が使っているのは、もちろん防水デジカメです。

OLYMPUS STYLUS TG-860 Tough

OLYMPUS STYLUS TG-860 Tough

起動が早く、グローブしても操作可能で、天候によらず確実に動作するため重宝しています。

超広角レンズで広範囲撮影でき、ズームも十分、接写もできます。

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薄手のグローブしても操作しやすい設計(厚手は慣れが必要)

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液晶がパカっと180℃周り、自撮り可能です。この機能は、購入前はおまけ程度の機能と思っていましたが、幼い子どもとの2ショットなどで予想以上に使っています。

防水性能が水深15mまで耐えられる構造で、電池とSDカードの差し込み口の防水対策がかなりしっかりしていてます。もちろん、登山など野外の雨程度では全く問題ありません。( TG-860(2015年)、TG-870(2016年)とリニューアルしていましたが、2017年は発売が無く、高画質モデルのTG-4(2015年)がTG-5(2017年)に進化しました。 )

PENTAX W90(2011年1月購入)し、その後動作不良が多発するようになり、TG-860(2015年11月購入)を使用していますが、天候によらず気軽に使える&子供にいじられても壊れないので、とても満足しています。

防水・ウェアラブルカメラ特集(amazon)

コンパクトデジタルカメラ・ランキング(楽天)

 

一眼レフ

一眼レフは、思い描く写真を撮影するのに最適なカメラです。

以下、個人的な経験を含めて記載してます。

一眼レフを購入した背景

PENTAX K-70

私が一眼レフを購入したのは、2016年12月のこと。

購入のきっかけとなったのは、山ではなく子供でした。2016年11月に友人たちとキャンプへ行ったときのことです。友人の一人(女性)が「一眼レフ買いました~」と言って、キャンプ時の写真をたくさん撮ってくれていてたのですが、子供も撮影してくれていたのです。後で写真を見てびっくり!いつも使っているTG-860の画質と随分違い、質感が違って滑らかで繊細で上質な写真となっていたのです。

それまで、TG-860でも十分綺麗だな(タフネスカメラなので画質はそこまでではないとは一応認識)と感じていたのですが、あまりの表現力の差に驚愕。。。「子供の成長記録を防水デジカメ1本で済ませてしまってはマズイ。記録に残る鮮明な写真も撮れるようにしよう。」ということで、急遽、一眼レフを購入することにしたのです。

購入するなら、登山でも使えるもの防水のが良いと散々ネットで調べると、ペンタックスが良さそうとわかったものの、実物見てみないとわからないところもあるため、秋葉原のヨドバシカメラへ行きました。ペンタックス売り場の店員さん(ペンタックスから出向してきた方)に「K-70が最近出たばかりなのですが、多機能・高性能でおすすめです。」と教えてもらいました。他の売り場の方の意見も聞いてみようとニコン売り場の年配の定員さんに「防水のカメラありますか?」と聞いてみると、「うちにはないね。ペンタックスがいいんじゃないかな。」と教えてもらい、再度ペンタックス売り場へ。

最初に接客してくれて、熱心に使い方を教えてくれた方に、「登山でも使うのでできるだけ軽量化したいんですけど。。。」と伝えると、「それなら良い方法があります。本体とセット販売される標準的ズームレンズ(405g)ではなくて、アウトドア向けに開発された軽量・防滴のレンズ(158g)を装着したらどうでしょうか?」となりました。展示品を取り付けてもらい、持ってみたら操作は多少慣れが入りますが、とにかく軽くて、これなら山にも気兼ねなく持っていけそうだ、ということで、このセットで購入しました。

PENTAX K-70

ボディ本体:PENTAX K-70 メーカーHP 、 amazon

悪天候や過酷な環境でも持ち出せる。撮影領域を広げる、アウトドア対応力。防塵・防滴構造、氷点下10度での動作保証など、厳しい自然環境に耐えうる高い信頼性を小型ボディに凝縮。天気や場所を気にせず気軽に持ち出せます。

 

PENTAX K-70

レンズはボタンを押しながら回すと、伸びます。

レンズ:HD PENTAX-DA 18-50mmF4-5.6 DC WR RE メーカーHP 、amazon

新開発の沈胴機構により収納時41mmの世界最薄を実現。
Kマウントレンズシリーズ初の沈胴機構を採用し、収納時のレンズの厚さを41mmという世界最薄サイズを実現しました。携帯性に優れた圧倒的な小型化を実現しながら、当社独自のHDコーティングや諸収差をバランスよく補正する異常低分散ガラス、非球面レンズ等の採用により、逆光などの厳しい光源下でもコントラストの高いクリアな描写を実現しています。さらに、レンズ本体を防滴構造とすることで、アウトドアなど様々な環境下での信頼性、耐久性を高めています。

PENTAX K-70

液晶画面がクルッと動きます。自撮り可(広角じゃないと厳しいですが)

PENTAX K-70

手で持つと、こんな感じ(私の手は男にしては小さく女性並です)

K-70撮影写真

以下、K-70で撮影してものです。

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氷が飛んでくる  (2017/01/16 岩根山荘)

IMGP1043

木漏れ日 (2017/02/12  筑波山)

IMGP1370

菜の花畑を駆け抜ける (2017/03/28 江戸川土手)

IMGP1436

雨、垂れてます (2017/04/11 道志のキャンプ場)

IMGP1588

富士山(2017/05/04 水ヶ塚駐車場)

IMGP1856

あじさい (大平山)

K-70を購入してわかったこと

コンパクトデジカメに比べて、重量が重く、収納サイズも大きく、撮影するまで時間かかりますが、表現力、速射性に優れています。

絞り値(F値)、シャッタースピード、明るさなどを変えることにより、予想以上の写真が撮れたりします。正直あまりに機能が多すぎて、使いこなせていませんが、何気なく撮った写真でも綺麗です。防水デジカメのTG-860で撮影した写真は、同系色の僅かな色の違いを表現ができず色が潰れてしまいます(例えば、人間の肌を撮影するとのっぺりした感じになる)が、K-70だと微細な色の違いも捉えるため、より自然でなめらかで自然な艶のある写真になります。モノによっては、大きな解像度の写真を小さく縮尺しても、その差がはっきりでます。

コンパクトデジカメでは困難な、暗闇での撮影、夜景、星空にも非常に強く、綺麗に撮れます(三脚などで固定必要)

富士山でご来光を綺麗に撮影したい、夜景を綺麗に撮りたい、星空を撮りたい、と検討されている方は、一眼レフを持っていくのをおすすめします。

私も今年は一眼レフ持って富士山に登ります。昨年、山頂でご来光をTG-860で撮影したのですが、撮影した写真が実際に見た感じと違っていて、コンパクトデジカメでは表現しきれないんだな、とわかりました。今年は一眼レフでどんな感じに撮れるのか楽しみにして、登ります。

以下、K-70のamazonカスタマーレビューです。

充分な機能でCP高いです。(2017/1/4):発売日にAmazonにて購入しました。これまで、キヤノンとニコンばかり使用して来て、初めてのPENTAXです。当機種は、入門〜中級機という位置付けかと思います。

しかし、視野率100%のペンタプリズムファインダーや、6000分の1のシャッター速度、ローパスフィルターレス、バリアングル液晶、Wi-Fiなど、機能がとても充実しています。特にファインダーとシャッター速度に関しては、他社では上位機種にしか備わっていない性能なので、とてもコストパフォーマンスに優れていると思います。

オートフォーカスは、測距点は少ないものの、速度は思っていたよりも速く、実用に特に不満は感じません。EOS 70Dよりは遅いですが、動きものにも、しっかりと追従してくれます。
色乗りは、しっとりとしていて、風景写真では、とても綺麗な発色が得られます。これがPENTAXの美点であり、期待していた点ですので、とても満足しています。

唯一不満な点は、Wi-Fi機能です。アプリ側の問題もあるかと思いますが、転送速度がとにかく遅くて、ストレスになります。この点だけは、改善を願いたいです。

これから一眼レフカメラを始める方に、オススメのカメラです。

「PENTAX K-70」の仕様、購入者レビューと実売価格

「レンズ:HD PENTAX-DA 18-50mmF4-5.6 DC WR RE」の仕様、購入者レビューと実売価格

 

専用の収納ポーチで素早い撮影&収納

コンパクトなスマホやデジカメでも、登山時にズボンのポケットに入れておくと歩行の妨げになりますので、別途、カメラ収納用のポーチ・バッグがあると便利です。

涼しい季節であれば、ジャケットの胸ポケットなどに入れておけますが、夏の天気の良い日の登山では、ポケットのないTシャツで登りますので、収納箇所に困ります。ザック・リュックにそのまま入れると、取り出すのに毎度ザックを下ろすか、登山メンバーに取ってもらわねばならず、使用頻度が多い場合は手間です。

ただし、登山用ザックの中には、最初から収納ポーチが用意されているものもあります。

例えば、ショルダーストラップ部分。

登山ザックの収納ポーチ

ショルダーストラップに付けるのが最も素早く取り出し&収納できます。

他には、ヒップベルト部分です。

 

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これも収納スペースとして大変便利です。注意点として、ヒップベルト部分は腰に添ってカーブする(収納スペースもカーブする)ため、大きなスマートフォンだと入らない場合がありますので、事前に確認すると良いでしょう。

ザックに上記のような収納スペースが無い場合は、別途ポーチを取り付けるのがおすすめです。

経験上、

  • 素早くカメラが取り出せて、素早く収納できる
  • 歩行時に邪魔にならない
  • 雨やホコリが侵入しにくい

の条件を満たすカメラ収納ポーチ・バッグを用意するのがおすすめです。

 

スマートフォン・デジカメ向け

何かと使用頻度の多い、スマートフォンやコンパクトデジカメの収納には、ザックのショルダーハーネスに取り付けられるポーチがおすすめです。

IMGP2050

ポーチが滑り落ちないように固定するための、ループ(上写真の水色テープ部分)が付いているザックであれば、簡単に取り付け&取り外しが可能です。私は簡単に取り外せるようにアクセサリー用のカラビナで固定しています。

ポーチを取り付ける時、腕を組んでも大丈夫、前後に腕を振っても当たらない場所にするのがポイントです。鎖骨の少し下ぐらいでしょうか。

ミレー モンテ パッデッド ポーチ

私が現在使っているポーチは、モンベルのポーチとミレーのモンテ パッデッド ポーチです。

モンベルのポーチは現行モデルとかなり形が変わってしまったので、ミレーの方を紹介したいと思います。

ミレー モンテ パッデッド ポーチ

スマホ、防水カメラがスッと入る大きさです。

ミレー モンテ パッデッド ポーチ

ミレー モンテ パッデッド ポーチ

ポケットが2つあり、スマホも防水デジカメも入れられます。ただ、そうすると重くなりバランスが悪いため、入れるのはどちらかにしています。
ミレー モンテ パッデッド ポーチ

ベルクロで簡単に取り付けられます。(カラビナは自前で商品には付属しません。)

他にもこのようなポーチは多数あり、大手の登山ショップ巡って散々吟味しましたが、このポーチにしたのは、

  • デザインがスッキリしている
  • ポケットが2つある
  • 大きいポケットはダブルジッパー
  • ジッパーが水が侵入しにくそうな構造

だったからです。特に気にしたのは雨の侵入しにくさです。完全防水ではないのですが、雨で使った時にポーチ内に水が溜まってしまっては電子機器を収納するのに具合がよくありません。私がこれを購入したのは2015年夏ですが、いままでに雨の日に使って中に水が溜まったことは一度もありません。スマホやカメラが収納できるサイズであれば、おすすめの一品です。

以下、amazonカスタマーレビューより抜粋。

ちょうど良い(2015/7/11):iPhone6とBluetoothヘッドセットを入れてます。ちょうど良い大きさで気に入ってます。

5インチサイズのスマホに丁度いい(2017/5/3):ザックのハーネスに固定して使用しています。5インチサイズのスマホが、カバーを付けたままギリギリ入ります。小さい方のポケットにはガラケーを入れています。スマホ、ガラケーの2台持ちの自分にとっては、大変便利で満足できる商品でした。グレゴリーのMサイズではスマホが入りませんでしたので、こちらにして正解でした。

登山で活躍(2017/6/18):リュックのショルダーに取り付けてます。左胸板あたり。ガラケーとケース付iPhone seをいれてジャストなサイズ。それ以上は入らないかな。カラビナタイプでない為、歩行でカチカチ音もせず、ブラブラもせず、密着して装着します。出し入れは慣れればスムーズ。ポケットの中に物を入れたくないため購入。さんざんグレゴリーMサイズと悩みましたが、前後2つのチャック収納エリアが決め手。正解でした。

「ミレー モンテ パッデッド ポーチ」の購入者レビューと実売価格(amazon)

(6色展開です。2017/06/29時点で¥ 2,783円でした。)

 

一眼レフ用

登山で一眼レフカメラを持っていくのは、軽量・コンパクトなモデルだとしても荷物にもなりますし、収納場所にも困ります。ザックにしまい込んでいては、いざ写真を撮ろうとすると、ザックを下ろし、ガサゴソと開いてカメラを取り出し、撮影後はまたザックに収納して、ザックを背負う、という手順が発生します。登山中の限られたポイントでしか撮影しないのであればそれでもよいかもしれませんが、気が向いたら撮影したいタイプには面倒です。

稀に、首からカメラをぶら下げて登ってる方も見ますが、首大丈夫でしょうか。短時間なら良いですが、富士山のように長時間で傾斜の強い場所でブラブラさせてると首痛めますし、手を使うような傾斜の強い登りではカメラが岩にぶつかるんじゃないでしょうか。また、転倒したら大事なカメラが傷つくかもしれません。

カメラ用バッグを首から斜めがけは、短時間なら良いですが、富士登山は休憩入れると短いルートでも10時間ぐらい滞在しますから、その間ずーーっと斜めがけはきついです。肩痛くなりそうです。また、明らかに登りにくいです。

それでは、「どうしたら、速やかに取り出し&撮影&収納でき、山の歩行の邪魔にならないようにするか?」となります。

インターネットで調べてみると、みなさん試行錯誤しているようでしたが、最終的に私が行き着いたのは登山用に専用設計された一眼レフ用カメラバックを利用することでした。

パーゴワークス フォーカス

パーゴワークス フォーカス ブラック(PaaGo WORKS focus)

 

”登山で一眼レフを持っていくのに様々なカメラバッグを試したが、これに行き着いた”というような評価が多く購入しました。デザイン性も優れ、防水性能も高く、使い勝手も優れています。

パーゴワークス フォーカス ブラック(PaaGo WORKS focus)

バックルでショルダーベルトを取り外せます。別途付属しているザック連結用ベルトをザックに装着し、お腹付近で持つような感じになります。

収納ポケットがいくつかあり、私は小物や予備バッテリーなどを入れたりしています。

パーゴワークス フォーカス ブラック(PaaGo WORKS focus)

パーゴワークス フォーカス ブラック(PaaGo WORKS focus)

肝心の一眼レフの収納スペースは適度にクッション素材は入っていて、ある程度の外からの衝撃にも耐えられるようになっています。

パーゴワークス フォーカス ブラック(PaaGo WORKS focus)

底の部分に変えのレンズ1本入る、と他の方のブログに書いてました。

パーゴワークス フォーカス ブラック(PaaGo WORKS focus)

コンパクトレンズを装着したK-70を収納すると結構あまります。

パーゴワークス フォーカス ブラック(PaaGo WORKS focus)

紫のループがザックとカメラバッグを分離したときの持ち手になります。よく考えられています。

このカメラバックを使って何度か登山しました。非常に良く出来ていて、登山用として完成度の高いと感じるのですが、注意点が1つあります。それは、カメラの取り付け位置です。

パーゴワークス フォーカス ブラック(PaaGo WORKS focus)

説明書では、ショルダーハーネスの長さ調整部(上写真 緑)に取り付けることになっていますが、ショルダーハーネスのパッド部分の長さによっては、そこにつけると、カメラバッグが下に来すぎて、傾斜の強い場所での足上げの邪魔になります。(太ももにぶつかり、蹴り上げてします)

この問題にぶつかってしまい、どのように解決したら良いか模索した結果、私はザック連結用ベルトをカラビナを使って、ショルダーハーネスの上部のループ(上写真 赤)に繋げて、カメラバッグを上に持ち上げれるようにしています。

パーゴワークス フォーカス ブラック(PaaGo WORKS focus)

この対処法で、よほどの傾斜でなければ太ももに当たることがなくなりました。

パーゴワークス フォーカス ブラック(PaaGo WORKS focus)

また、ウエストベルトには必ず通しましょう。これしないと、カメラバッグがお腹の上でバタバタしたり、前傾になったときに垂れ下がって登山道にぶつかってしまいます。

パーゴワークス フォーカス ブラック(PaaGo WORKS focus)

一眼レフのカメラストラップは、何もしないとぶらぶらして邪魔&手を滑らしたときの保障も兼ねて、いつもカラビナにかけています。因みにカラビナは、私はクライミング用のをそのまま流用していますが、もっと安価なアクセサリー用で十分かと思います。

最近は、このスタイルで落ち着いています。

このカメラバッグを付かつと、確かに取り出し&撮影&収納がスムーズなのですが、休憩のためザック自体を下ろす時、毎度このカメラバッグをバックルで取り外す手間が増えます。

また、お腹の前にポコンと厚みのあるバッグがあるため、下山時に足元が見えにくいので要注意です。真ん中に置くと、足元が全く見えないため、わざと少し左右のどちらかに少しずらして足元が見えるようにしています。

便利ではありますが、付けて登山するとなると、多少の慣れが必要です。もし、利用を検討されている方がいましたら、購入後に自身のザックに取り付けて、ベルトの引き具合や位置を確認すると良いでしょう。

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カメラバッグ付けてるとこんな感じになります。(家族で御岳山)

以下、amazonカスタマーレビューより抜粋。

α7ⅡとSEL1635Z が入る(2016/6/15):α7ⅡとSEL1635Z がレンズフードを撮影状態に装着し問題なく収まります。前ポケットに長辺が148mmスマホ入れてみましたが、ファスナーがピッタリ閉まる程度ですのでコレよりも大きなスマホを使われている方は注意下さい。(横方向には余裕あります)スマホ入れる必要が有るのか微妙ですが・・・
前モデルのようにレインカバーは有りません、その代わり縫い目を減らし防水性をアップとの事ですが、縫い目裏面にシーム処理が無いので雨が本格的に降ってきた場合はカメラ、ガジェット類はザックに非難した方が良さそうです。
現時点で防水性、防汚性、保護性でコレを上回る物が見当たりませんので満足しています。

取り付け位置が調整できれば,なおベストです(2017年6月26日):OM-D E-M1にM.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO又はZUIKO DIGITAL 11-22mm F2.8-3.5+フォーサーズアダプター MMF-3を付けて入れています。邪魔に感じることもなく,また,少々ぶつけても大丈夫なので良いものだと思います。なお,HLD-7を付けた状態では入りません。このほか,フロントポケットにバッテリーやiPhoneを入れています。
ザックのウエストベルトの位置で固定するようになっていますが,純正のカメラストラップが長く,首から緩めにかけて入れることができれば,もっと機動性が上がると思います。

「パーゴワークス フォーカス」の購入者レビューと実売価格(amazon)

(2017/06/29時点で¥8,100です。)

 

軽量コンパクトな三脚

夜景を綺麗に撮影したい、星空を綺麗に撮影したい、ご来光も手ブレなく撮影したい、と考えているなら、三脚などでカメラを固定することになります。

明るいご来光は、手持ちでも撮影可ですが、シャッタースピードが遅い夜景・星空・早朝の写真は固定しないと、ブレた写真になりますので、固定必要です。

富士山では、山小屋の前には落下防止の手すりがあるため、それを上手に使えばカメラを固定できますが、アングルが限られます。それ以外では固定できる場所はほぼありません。

登山で持っていくとなると、ずっと背負っていきますので、できるだけ軽量でコンパクトなものを、となります。

 

三脚

がっしり固定するなら三脚になります。フレーム数が多いので重量がでますが、しっかり固定できます。

大きな三脚だと場所をとってしまうため、他の登山者への配慮が必要です。

耐荷重(三脚が耐えることができる重さ)、全高(最大の高さ)、自重(三脚自体の重さ)など様々なスペックがあり、何が良いかは機材によって異なってきます。素材はアルミとカーボンがあり、カーボンの方が軽量になり高価になります。

重量は、全高が130~150cm程度で、 一眼レフが乗せられる物になると、軽いものでも1~1.5kg程度になるようです。

全高が低くてもよいのならより軽量化できます。

Manfrotto PIXI EVO

マンフロット ピクシー エボ(Manfrotto PIXI EVO)

一眼レフを購入していざ山へ行こうとなった場合「さて、三脚はどうしようか」となります。

山には一眼レフを置けるような場所はほとんどありません。手持ちの撮影のみなら不要ですが、薄暗い場所、夜景、星空、ご来光の撮影で、しっかり固定して撮影するにはやはり三脚が必要です。

私はとにかく軽くしたかったため、ネットでいろいろ調べた結果、このマンフロット ピクシー エボ(Manfrotto PIXI EVO)に行き着きました。

  マンフロット ピクシー エボ(Manfrotto PIXI EVO)

【特徴】

2.5キロまでのデバイスやデジタル一眼レフカメラに互換
不安定な地面に安全性を与える2脚角度のミニ三脚
信頼できる頑丈、軽量なアルミニウム構造
カメラを90°にティルトができるため、ポートレートモードで撮影することも可能

【仕様】

重量:260 g
最大耐荷重:2.5 kg
全伸高:20 cm
素材:アルミ, テクノポリマー
最低使用温度:-30 ℃

開脚角度を2段階にて調節でき、5段階に長さが調節が可能で野外のデコボコでも素早く固定できます。

マンフロット ピクシー エボ(Manfrotto PIXI EVO)

開脚角度を変えるスライド

マンフロット ピクシー エボ(Manfrotto PIXI EVO)

接地面はゴム?

マンフロット ピクシー エボ(Manfrotto PIXI EVO)

コンパクトデジカメを取り付けてみました。

マンフロット ピクシー エボ(Manfrotto PIXI EVO)

耐荷重2.5kgなので、一眼カメラも問題なし。

マンフロット ピクシー エボ(Manfrotto PIXI EVO)

カメラを90°傾けられ、空の撮影できます。

 

マンフロット ピクシー エボ(Manfrotto PIXI EVO)

かなりデコボコした岩の上でも、慎重に足場を選べば固定できます。

■登山で使った感想

重量260 gで、サイズもコンパクトなため、気軽にザックに入れられます。取り付けや足の長さ調整は非常に簡単にできます。”取りあえず固定する”のであれば、これでも問題ありません。ただ、高さが無いため地面に置くとカメラの設定&撮影がかなり面倒(登山で足疲れてるのに屈んで設定がきつい)です。また、全伸高20 cmのため、撮影方向に僅かな障害物があると撮りたいものが撮れません。できれば少し高い岩に置いて撮影したい(意外と見つからない)ところです。それを十分に理解して軽量化するなら、有りなのではないかと思います。

「マンフロット ピクシー エボ」の購入者レビューと実売価格(amazon)

(3色展開です。2017/06/30時点で¥ 3,946でした。)

 

Manfrotto コンパクト三脚 Befree カーボンファイバー

manfrotto_MKBFRC4

耐荷重:4 Kg
重量:1.1 Kg
商品素材:カーボン
全伸高:142cm

ある程度高さがあり、軽量でコンパクトな三脚はないか?とたくさん調べたとこり、この製品を見つけました。

耐荷重が4kgで、重量が1.1kgと非常に軽いです。登山時に傾向するのによいと思いますが、カーボン製で価格が結構します。

以下、amazonカスタマーレビューより抜粋。

軽量コンパクト!(2015年8月2日):山で三脚を使った撮影がしたくて購入しました。毎回登山に三脚持っていきたいのに、対荷重が小さいものは軽いけど貧弱で山頂や稜線で風に煽られると揺れてしまって使い物にならず・・・かと言って対荷重大きなものは重たくてとてもじゃないが持って行く気にならず・・・で良いものが無いか悩んでいたところ、探し回った末にこの製品購入となりました。
思っていた以上にしっかりしていて且つ脚の自由度が非常に高く、不整地ではこれがベストと思えるくらいです。しかもコンパクトにたためるのが非常に良いです。最近はストックと三脚の合わせ技て的商品も出ていて気になるところですが脚の自由度が高いこちらの方が使い勝手が良いかと思います。

「Manfrotto Befree カーボンファイバー」の購入者レビューと実売価格(amazon)

(2017/06/30時点で¥ 27,164でした。実際に山で使っている方のブログあり、参考になります。写真も綺麗です。)

 

一脚

高さのある三脚を探すと1キロ程度の重さになってしまうため、高さのみ固定できる一脚のポールも存在します。

モンベル トレッキング フォトポール

モンベル トレッキング フォトポール

推進力やバランス感覚をサポートし、登山やトレッキングに最適なI型グリップタイプのポールです。グリップのキャップを取り外し、カメラの三脚穴にセットすれば一脚としても使用可能。7001超々ジュラルミンを使用した上段シャフト部分には、ウォールナット材を貼り合わせ、自然な風合いに仕上げています。

重量:260g(277g)※()内はポイントプロテクターとバスケットを含む総重量です。

出典:モンベル

トレッキングポールとカメラ一脚を兼ねた商品です。山仲間が持っていて実際に使ったことありますが、これだけでもある程度固定されて、星空などは無理ですが、薄暗い中での撮影であればなんとか耐えれます。ただ、疲れていたり風が強いとぶれます。

「モンベル トレッキングフォトポール」の購入者レビューと実売価格(amazon)

(2017/06/30時点で¥ 6,048でした。)

 

三脚まで持っていこうとすると、いろいろと考えさせられます。一眼レフに三脚もとなると、どんどん荷物が増えていきます。歩行時間の長い富士登山で、どこまでするかは、本人の体力&やる気次第ですね。

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