須走ルート登山道:本六合目から七合目へ

須走口

須走ルート本六合目 瀬戸間

本六合目の瀬戸館を通過し、上を目指します。

 

須走ルート登山道:本六合目から七合目へ

富士山が火山であることを再認識するような固まった溶岩があります。

IMGP6082

ここまで登ると、もう、草木の背丈は腰ぐらいになります。

 

途中、登山道の奥から、鮮やかな色が視界に飛び込んできました。

ハクサンシャクナゲ,須走ルート登山道:本六合目から七合目へ

大きな花がたくさん付いています。

高山植物の花々は控えめなものが多いのですが、この標高でこれほど大きく鮮やかな花が咲いていることに驚きました。

後で調べたら、ハクサンシャクナゲ、と呼ぶそうです。

ハクサンシャクナゲ,須走ルート登山道:本六合目から七合目へ

この花の発見に、とても感動しました。

登山道から少し離れた場所に咲いていたので、気づかない人は気づかないかもしれません。(参考:富士山で観察できる高山植物の花々

 

須走ルート登山道:本六合目から七合目へ

草木の背が徐々に下がり、見通しも良くなってきます。

この緑と、奥の富士山頂上の構図は、緑と山、という感じで爽快感が感じられます。

IMGP6087

ふと、視線を左側に向けると、下山道が見えます。

連日好天が続いているのか、登山者の後ろに大量の砂埃が巻き上がっています。

 

須走ルート登山道:本六合目から七合目へ

徐々に、緑の量がまばらになってきます。

須走ルート登山道:本六合目から七合目へ

IMGP6092

これは、何という植物でしょうか。

IMGP6093

IMGP6094

オンタデです。

IMGP6095

須走ルート登山道:本六合目から七合目へ

須走ルートならではの、緑の景観もそろそろ終わりが近いです。

須走ルート登山道:本六合目から七合目へ

 

須走ルート登山道:本六合目から七合目へ

須走ルート登山道:本六合目から七合目へ

ミネヤナギ(峰柳、別名ミヤマヤナギ)

 

須走ルート登山道:本六合目から七合目へ

須走ルート登山道:本六合目から七合目へ

遠くに、山小屋が見えてきました。

須走ルート登山道:本六合目から七合目へ

イワツメクサ,須走ルート登山道:本六合目から七合目へ

岩の隙間で、美しい花々を咲かせるイワツメクサ。

イワツメクサ,須走ルート登山道:本六合目から七合目へ

 

須走ルート七合目:太陽館

そして、七合目の太陽館に到着しました。

須走ルート七合目:太陽館

須走ルート七合目:太陽館

須走ルートの七合目の標高は3090m。ついに3000mを超えました。

 

須走ルート七合目:太陽館

2010年に須走ルートを登ったとき、大雨強風で太陽館に避難休憩した思い出があります。その時はここで登山断念し、下山しました。

須走ルート七合目:太陽館

大洋館のベンチで休憩させていただきます。

須走ルート七合目:太陽館

焼印が無いんですね。

 

次は、本七合目の見晴館を目指します。

 

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須走ルート

 

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富士山の初登山は2007年、以降、登山回数10回以上。また、登山用品店で4年程度勤めていた経験があり、富士登山されるお客様から同じ質問を100回以上回答してきた経験が、このサイト作成のベースになっています。私自身も様々な登山用品に触れて、使ってきているため、装備関連の情報に関しては多め、かつ具体的な商品についても紹介しています。仲間に登山のプロフェッショナルがおり、そこから得た現場の情報もでるだけ反映するように心がけています。

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ズバリ荷物軽くすることです。軽量化することで体感できるほど登山が楽になります。富士山は登山中に天候が変わることも多々あり、安全登山に欠かせない装備もありますが、できるだけ軽量化することで本当に登山が楽になります。若くて体力もある方は多少重くても登りきれますが、ご年配の方は軽量な装備を心がけて用意されるのを強く推奨します。登山時の重い荷物の代表格として”飲み物”があります。富士登山では最低でも1リットル以上の水分を必要としますが、多数ある山小屋でも販売されていますの(価格は500mlで500円程度)で、飲み物を山小屋で購入するスタイルにすると体感できるほどの軽量化に繋がります

近年、富士山に登って感じること

WEBメディア・登山サービス(装備レンタル等)の充実により、日本人に関してはある程度情報を得て、装備も準備している方が多いように感じます。(外国人登山者に関しては相変わらず市街地を歩くような軽装備の方が散見される)。 ただ、登山者の方々を見ていて実感しているのが、

  • 筋力不足
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点です。確かにどれも昨日今日では身に付きにくい内容ではあるのですが、このサイトでも情報発信できればと考えています。

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