頂上浅間大社奥宮を参拝、剣ヶ峰で記念撮影&お鉢めぐり

富士宮口

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その奥には、浅間大社奥宮があります。

 

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鳥居が新しくピカピカです。2017年7月初旬に76年ぶりに建て替えられました。以前の鳥居は富士山山頂の厳しい風雪に耐えてきたため、歴史を感じる鳥居でした。新しい鳥居も、富士山山頂の象徴として、厳しい環境下で多くの登山者を見守り続けることでしょう。

 

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もちろん、みんなで記念撮影します。そして、奥に入り参拝します。

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昨年まで建て替え工事により移転していた富士山頂郵便局も、今年は浅間大社奥宮の横に戻ってきました。中が綺麗になっていました。

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郵便局前には、ポストもあります。

 

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浅間大社奥宮の近くに頂上富士館という山小屋があります。この山小屋は、日本で一番高い宿泊施設で、昨年も利用させていただきました。

女性陣が高山病を発症せず体力にまだ余力あり、明日の早朝の山頂ご来光も考えて、今晩はここに宿泊することにしました。そのまま中に入り、宿泊の受付します。

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山小屋の受付を済ませたところで、剣ヶ峰を目指すことにしました。

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天気予報からは想像できなかった青空が広がっています。

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最後の急勾配となる”馬の背”をゆっくり登ります。

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この馬の背は、以前は非常に滑りやすく転倒しやすい斜面でしたが、工事をしようで(前に登った時にショベルカー入ってましたので)ある程度の砂礫がまかれて、登りやすくなっていました。

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Aさんも、ゆっくり登ってきます。

 

そして、ようやく剣ヶ峰に到着しました!

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剣ヶ峰は標高3776m(厳密には3775.63m)の日本最高地点です。

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この”日本最高峰富士山剣ヶ峰”と書かれた石碑の前で、記念撮影です。日本の国旗は、たまたま前に記念撮影されていた方が持ってきていて「どうぞ」と貸してくれました。

富士山と日本の国旗のなんと相性がよいことでしょう。富士山は日本を代表する山であり、雄大で形状も美しく、標高も日本一位であり、雲海広がる美しいご来光が見える場所です。国旗の赤丸は、日の出の赤々と輝く太陽の色を連想させます。この国旗のお陰で、この記念撮影が栄えあるものになったような感じがします。

十分に記念撮影し、その後どうしましょうか、となりました。

 

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時刻は14時、山小屋に戻るには少し早い時間です。今回の富士登山では、可能であればお鉢めぐりもする予定です。今日もこれから天候が崩れ落雷の可能性があり、明日は午後から大きく天候が崩れる予報です。

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今は青空広がる天候でも、お鉢めぐりは約90分もかかり、天候が変わるには十分な時間があります。

うーん、どうしようか、どうしたらよいか・・・・・・・・・・・・結果、このままお鉢めぐりしましょう、となりました。

剣ヶ峰を降り、お鉢を時計回りに歩きはじめます。

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日陰には、残雪が残っています。

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時間や天候のことを考えると、のんびり歩くことができず、ちょっと急ぎ気味で進みます。

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剣ヶ峰から歩くこと約40分、吉田ルートと須走ルートの頂上に到着。

 

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続々と登山者が登ってきます。

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吉田&須走の頂上は、登山者も多いですが、山小屋が多く活気があります。少し休憩し、富士館目指して歩きます。

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富士館が見えてきました。

 

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無事、好天の中、お鉢めぐりを終えることができました。とはいうものの、ここは山頂、途中で霧が流れて、風と気温低下で寒くてフリースを着ました。防寒対策は欠かせません。

 

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過去に何度も富士山やそれ以外の山々に登った経験を元に、これから富士登山に挑戦する方々に役立つ服装・装備・持ち物を中心にまとめています。富士山は近年訪れる登山者が非常に多くなってきています。毎年のように富士山に登って感じるのは富士山は独立峰で周囲に視界を妨げる山がないため、天気が良ければ8合目ぐらいからの眺めには圧倒的な解放感があります!ただ、決して楽な登山ではありません。標高が3776mと非常に高く、周囲に木が生えていないため、天候があれると予想以上に危険な状況に陥ることも少なくありません。また、日本のその他の山々と比較して高山病の発症率も高いのも、富士登山の特徴です。このサイトが皆様の安全かつ快適な富士登山に役立てば幸いです。

このサイトの特徴

富士山の初登山は2007年、以降、登山回数10回以上。また、登山用品店で4年程度勤めていた経験があり、富士登山されるお客様から同じ質問を100回以上回答してきた経験が、このサイト作成のベースになっています。私自身も様々な登山用品に触れて、使ってきているため、装備関連の情報に関しては多め、かつ具体的な商品についても紹介しています。仲間に登山のプロフェッショナルがおり、そこから得た現場の情報もでるだけ反映するように心がけています。

富士登山を楽に登るポイント

ズバリ荷物軽くすることです。軽量化することで体感できるほど登山が楽になります。富士山は登山中に天候が変わることも多々あり、安全登山に欠かせない装備もありますが、できるだけ軽量化することで本当に登山が楽になります。若くて体力もある方は多少重くても登りきれますが、ご年配の方は軽量な装備を心がけて用意されるのを強く推奨します。登山時の重い荷物の代表格として”飲み物”があります。富士登山では最低でも1リットル以上の水分を必要としますが、多数ある山小屋でも販売されていますの(価格は500mlで500円程度)で、飲み物を山小屋で購入するスタイルにすると体感できるほどの軽量化に繋がります

近年、富士山に登って感じること

WEBメディア・登山サービス(装備レンタル等)の充実により、日本人に関してはある程度情報を得て、装備も準備している方が多いように感じます。(外国人登山者に関しては相変わらず市街地を歩くような軽装備の方が散見される)。 ただ、登山者の方々を見ていて実感しているのが、

  • 筋力不足
  • 装備の有効な使い方を知らない
  • 山の歩き方が認知されていない

点です。確かにどれも昨日今日では身に付きにくい内容ではあるのですが、このサイトでも情報発信できればと考えています。

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