プリンスルートと(御殿場下山ルート)は登山用のスパッツ(ゲイター)を付けましょう!

富士宮口

昨年に続き、プリンスルートを下山します(^^)

 

富士宮ルートは登山道がそれほど広くない割りに、上りと下りで共有するため、下る時に上りの登山者待ちするため結構時間かかります。

また、上りには都合よい足場のしっかりとした登山道ですが、下る時にはひざへの衝撃が大きいです。

プリンスルートを下れば、山頂から7合目まではほどよい傾斜の下山道が続き、6合目から先は砂利道なので非常に膝に優しく下りやすいです(^^)

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しかも、このルートを使っている登山者は少ないため(みんなあんまり知らないから)上り待ちをすることもあまりありません。

 

こんな感じでガラガラの斜面をひたすら下りていきます。

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登るのは何時間もかかっても、下るのはあっという間!

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ちょっと前までいた山頂もはるか遠くに見えます。

 

プリンスルートの七合目(御殿場ルートの七合目)あたりから、砂利が深くなってきます。

 

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こんな感じで砂利が深いため、登山用のスパッツ(ゲイター)を付けましょう!

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でないと・・・

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こんなんになります(^_^;)

 

○反省談

兄がスパッツ無いことを忘れていた。(確認し忘れた)

だいたい一緒に富士山登る山仲間は、スパッツを持っているのでわざわざ確認しないのと、私自身も富士登山には必ず持っていくので、兄にスパッツの有無を確認するのをすっかり忘れてしまっていた。

そのため、下山中に兄の登山靴に小さな砂利が沢山入り、そのまま歩くと痛いので、2回も下山中に靴を脱いで中に入った大量のを取り出す羽目になってしまった(>_<)

お兄ちゃんごめんなさいm(_ _)m

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通常、無積雪期においては、登山用のスパッツは雨の時に活躍する(雪山は天候に関わらず必須)のものだが、富士登山においては須走ルートと御殿場ルートとプリンスルートの下山は深い砂利があるため晴天時も登山スパッツを使います。

(長ズボンの裾を登山靴にかぶせておけば大丈夫、という方もいますが、富士山の小石は河原の丸い小石と違い尖った火山岩なので、それをするとパンツの裾が傷むのでおすすめしません)

 

ハイカットの登山靴でも砂利がわんさか入るのに、ローカットの運動靴で下山している方がいましたが、下山スピードが非常に遅かったです(たぶんすぐに砂利が入って痛くてスピード出せないのかと・・・)

 

 

私の確認不足で兄に痛い思いをさせてしまいましたが、なんとか無事下山。

 

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このとき時計は、17:35分!

富士宮五合目の登山開始時間が7:10なので、10時間20分も富士山にいました。

 

今回は寝不足登山で、全体的にしんどかったですが、天候には非常に恵まれた兄弟登山でした(^^)

 

富士宮五合目まで下山してすぐに富士急のシャトルバスに乗り込み、水ヶ塚駐車場へ。

 

その後、夕飯は何食べようか、じゃあ蕎麦にしよう!ということで御殿場の美味しい蕎麦屋さんに行きました(^^)

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お店の名前は、金太郎です♪ なんとも覚えやすい 笑。

このお店で食べるのは今回が2回目です。

店内は広いですが、人気店のようで前も今回もだいたい席が埋まっていました。

場所も御殿場インターのすぐ近くなので、東名高速で帰宅する方には都合のよい立地です。

マイカーの方は、下山後にぜひ立ち寄ってみてください(^^)

⇒ 金太郎(食べログ)のリンク

 

今回の登山の教訓

  • やっぱり寝不足登山はしんどいね(富士山は距離も時間も長い、10時間ぐらい滞在)
  • プリンスルートは、砂利が深いので、スパッツ(ゲイター)無いと、溶岩の尖った小石が登山靴の中にはいってめっちゃ痛いから用意しよう

 

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あいさつ

過去に何度も富士山やそれ以外の山々に登った経験を元に、これから富士登山に挑戦する方々に役立つ服装・装備・持ち物を中心にまとめています。富士山は近年訪れる登山者が非常に多くなってきています。毎年のように富士山に登って感じるのは富士山は独立峰で周囲に視界を妨げる山がないため、天気が良ければ8合目ぐらいからの眺めには圧倒的な解放感があります!ただ、決して楽な登山ではありません。標高が3776mと非常に高く、周囲に木が生えていないため、天候があれると予想以上に危険な状況に陥ることも少なくありません。また、日本のその他の山々と比較して高山病の発症率も高いのも、富士登山の特徴です。このサイトが皆様の安全かつ快適な富士登山に役立てば幸いです。

このサイトの特徴

富士山の初登山は2007年、以降、登山回数10回以上。また、登山用品店で4年程度勤めていた経験があり、富士登山されるお客様から同じ質問を100回以上回答してきた経験が、このサイト作成のベースになっています。私自身も様々な登山用品に触れて、使ってきているため、装備関連の情報に関しては多め、かつ具体的な商品についても紹介しています。仲間に登山のプロフェッショナルがおり、そこから得た現場の情報もでるだけ反映するように心がけています。

富士登山を楽に登るポイント

ズバリ荷物軽くすることです。軽量化することで体感できるほど登山が楽になります。富士山は登山中に天候が変わることも多々あり、安全登山に欠かせない装備もありますが、できるだけ軽量化することで本当に登山が楽になります。若くて体力もある方は多少重くても登りきれますが、ご年配の方は軽量な装備を心がけて用意されるのを強く推奨します。登山時の重い荷物の代表格として”飲み物”があります。富士登山では最低でも1リットル以上の水分を必要としますが、多数ある山小屋でも販売されていますの(価格は500mlで500円程度)で、飲み物を山小屋で購入するスタイルにすると体感できるほどの軽量化に繋がります

近年、富士山に登って感じること

WEBメディア・登山サービス(装備レンタル等)の充実により、日本人に関してはある程度情報を得て、装備も準備している方が多いように感じます。(外国人登山者に関しては相変わらず市街地を歩くような軽装備の方が散見される)。 ただ、登山者の方々を見ていて実感しているのが、

  • 筋力不足
  • 装備の有効な使い方を知らない
  • 山の歩き方が認知されていない

点です。確かにどれも昨日今日では身に付きにくい内容ではあるのですが、このサイトでも情報発信できればと考えています。

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