猛烈な風と雨が全身を襲う

 

この小屋あたりから、徐々に雨風から守ってくれた樹林帯が無くなり、猛烈な風と雨が全身を襲う

雨が顔にバチバチあたって、とても前を向くことができない。

そして、何より顔が痛い。

顔を下げて、できるだけ雨が顔に当たらないようにする。

ただ、そうすると前の登山道をしっかり確認できないという過酷な状況。

超強風のため、体が何度もよろける

足と、トレッキングポール2本の4つ足で体を上手に支えないと、体がもっていかれる。

手持ちの軍手はべちゃべちゃに濡れた状態で冷たい強風にさらされているため、手がかなりかじかんできた。

とても危険な状況のなか、1時間ほどかけてなんとか7合目の大陽館に到着。

 

太陽館

とにかく寒いので、ここで休憩することにした。(1時間1050円)

レインウェアを脱いで、ザックをおろす。

受付してくれたお姉さんから

「ここに名前を書いてください」

といわれて、ペンを握るが、ものすごい手がかじかんでいたため、名前を書くのが大変だった。

 

すべての荷物を降ろし、テーブルでお菓子を食べながらお茶をすする。

体が冷え切ったときの温かい飲み物は体にしみた。

 

友人と

「もうこれ以上上に登るのは危険だから、もう下山しよう」

ということになり、休憩中に下山を決意する。

 

しばらくすると、ほかの登山客も山小屋に入ってきた。

その登山客の姿を見ると・・・???

あれっ、レインウェア着てない?

いやいや、こんな恐ろしいほどの強風と雨が襲いかかる過酷な状況でレインウェアを着ていないなんてありえない。

でもよく見ると・・・全身ウインドブレーカー。

そして、全身べちゃべちゃに濡れている

 

その登山客は、おそらく10代後半~20代前半の若い男の子。

体中が水に濡れてブルブルと震えていた。

「レインウェアはどうしたんですか?」と話しかけてみると、

「持ってないです」と返ってきた。

よくよく聞いてみると、その男の子は5合目から登ってきたらしい。

「5合目から雨が降っていなかった?」と聞いたら

「降ってました。」と言った。

 

え~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!

レインウェア持っていないのに5合目で雨降ってたら、登山するのやめようよ!

すごい危険なんだけど!信じられない。

と心の中ですごく思った。

 

残念ながら、毎年見かけてしまうちゃんと持ち物と装備を準備してこなくて危険な状況に陥る富士登山客。

ちゃんと準備しましょう!!!

登山は基本的に自己責任!しっかりとした準備があってこそ楽しめる。

 ⇒ 富士登山の装備・持ち物リストはこちら


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