頂上では防寒着(フリース、ダウンジャケット)が大活躍

防寒着

富士山の登山では、坂を登っているときは汗をかき、疲れて休むとどんどん体温が奪われて寒くなったりします。

高い標高で休憩していても、「そろそろ寒くなってきたから、登ろうか・・・」となってしまうくらいに。。。

登山中は体が動いているのでそれほど冷えませんが、頂上に到着するとご飯をたべたりして体を休ませるのでかなり冷えます。

そんなときにフリースやダウンジャケットなどの防寒着がとても重宝します

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特にご来光(日の出)を見る場合は、深夜に登山することになるってとても冷えるので、ウィンドブレーカー(レインウェアで十分)の下に防寒着(フリース・ダウンジャケット)をきた寒さ対策が必須です。

8月のお盆時期のご来光は、山小屋泊まりの方々と、前日の夜からの登山者で登山道が大渋滞します。

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大渋滞するすると ⇒ もちろん登るスピードがとても遅くなる ⇒ そして運動量が落ちる ⇒ しだいに体が冷える

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というような状況になります。

富士登山するときには、必ず防寒着としてフリースや薄いダウンジャケットなどを用意しましょう。

 

ちなみに・・・

綿のパーカーやウールのセーターは、重くてかさばるのであまり富士登山にむいていません。

フリースはかさばりますが、とても軽くて保温力があります。しかも、量販店で非常に手頃な価格で販売されています。

薄いダウンジャケットは、非常に軽いだけでなく、とても小さく収納できます。財布に余裕のある方はぜひぜひ試してみてください。

 

追伸・・・

以前、ご来光を頂上で見るために登山していたら8合目くらいで寒さに凍えてしまって動けなくなったとおもわれる岩陰に隠れた若者が見たことがあります。

一度そうなってしまったら、気温があがる日の出まで動けないかもしれません。

なんとなく、若い人ほどどちらかというと軽装で、年配の人ほど装備にお金がかかっている気がします。。。

 

 

 

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過去に何度も富士山やそれ以外の山々に登った経験を元に、これから富士登山に挑戦する方々に役立つ服装・装備・持ち物を中心にまとめています。富士山は近年訪れる登山者が非常に多くなってきています。毎年のように富士山に登って感じるのは富士山は独立峰で周囲に視界を妨げる山がないため、天気が良ければ8合目ぐらいからの眺めには圧倒的な解放感があります!ただ、決して楽な登山ではありません。標高が3776mと非常に高く、周囲に木が生えていないため、天候があれると予想以上に危険な状況に陥ることも少なくありません。また、日本のその他の山々と比較して高山病の発症率も高いのも、富士登山の特徴です。このサイトが皆様の安全かつ快適な富士登山に役立てば幸いです。

このサイトの特徴

富士山の初登山は2007年、以降、登山回数10回以上。また、登山用品店で4年程度勤めていた経験があり、富士登山されるお客様から同じ質問を100回以上回答してきた経験が、このサイト作成のベースになっています。私自身も様々な登山用品に触れて、使ってきているため、装備関連の情報に関しては多め、かつ具体的な商品についても紹介しています。仲間に登山のプロフェッショナルがおり、そこから得た現場の情報もでるだけ反映するように心がけています。

富士登山を楽に登るポイント

ズバリ荷物軽くすることです。軽量化することで体感できるほど登山が楽になります。富士山は登山中に天候が変わることも多々あり、安全登山に欠かせない装備もありますが、できるだけ軽量化することで本当に登山が楽になります。若くて体力もある方は多少重くても登りきれますが、ご年配の方は軽量な装備を心がけて用意されるのを強く推奨します。登山時の重い荷物の代表格として”飲み物”があります。富士登山では最低でも1リットル以上の水分を必要としますが、多数ある山小屋でも販売されていますの(価格は500mlで500円程度)で、飲み物を山小屋で購入するスタイルにすると体感できるほどの軽量化に繋がります

近年、富士山に登って感じること

WEBメディア・登山サービス(装備レンタル等)の充実により、日本人に関してはある程度情報を得て、装備も準備している方が多いように感じます。(外国人登山者に関しては相変わらず市街地を歩くような軽装備の方が散見される)。 ただ、登山者の方々を見ていて実感しているのが、

  • 筋力不足
  • 装備の有効な使い方を知らない
  • 山の歩き方が認知されていない

点です。確かにどれも昨日今日では身に付きにくい内容ではあるのですが、このサイトでも情報発信できればと考えています。

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